🧭結論:体高が高いアジほど脂がのり、美味しい傾向が強い
ただし「サイズが大きい=美味しい」ではなく、 “体高の高さ”=“居着き型”=“脂のりと甘み”という因果関係がある。
🧪体高とは?魚の“厚み”を示す指標
体高(たいこう)とは、魚を横から見たときの「背から腹までの高さ」のこと。 人間でいえば“胸板の厚さ”に近い。
| 体型 | 特徴 | 味の傾向 |
|---|---|---|
| 体高が高い | 丸くて厚みがある | 脂がのって甘みが強い |
| 体高が低い | 細くて流線型 | 身が締まり淡白 |
👉 つまり、見た目の厚み=味のヒントになる。
🧬体高と味の関係|科学的な3つの根拠
① 居着き型は脂肪を蓄えやすい
湾内や港周辺に居着いたアジは、 運動量が少なく、餌が豊富なため、余剰エネルギーを脂肪として蓄積する。
👉 結果として、体高が高く、脂がのった個体になる。
② 回遊型は筋肉質で脂が少ない
外洋を泳ぎ続ける回遊型アジは、 筋肉が発達し、脂肪が少ない。
👉 体高が低く、身が締まっているが、味は淡白になりがち。
③ 体高と脂質含有率は相関する
AI解析によると、 体高が高い個体ほど脂質含有率が高く、食味評価も高い傾向がある。
- 20cm級(体高低)→脂質6%
- 30cm級(体高高)→脂質17%(旨味のピーク)
- 35cm超 →脂質過剰で食感低下
🐟キアジ vs クロアジ|体高で見分ける“味の違い”
| タイプ | 特徴 | 生息域 | 味わい |
|---|---|---|---|
| キアジ(体高高) | 居着き型・丸い体 | 湾内・港 | 脂がのって甘みが強い |
| クロアジ(体高低) | 回遊型・細長い体 | 外洋・潮通しの良い海域 | 身が締まり淡白 |
👉 和歌山では「キアジ=高級」「クロアジ=実用型」として使い分ける漁師も多い。
✍️まとめ:体高は“味の指標”になる
アジの美味しさは、単なるサイズではなく、体高=脂のり=味の濃さに直結する。
- 体高が高い → 居着き型 → 脂がのって美味しい
- 体高が低い → 回遊型 → 身が締まって淡白
👉 釣り場や市場でアジを選ぶときは、“厚み”を見て選ぶのが正解。

