はじめに:魚が「水っぽく」なる最大の原因とは
釣った魚を刺身で食べた時、「なんだか水っぽい」「旨味が薄い」と感じたことはありませんか。
実はそれ、クーラーボックスの中での「冷やしすぎ」ではなく、「濡らしすぎ」が原因かもしれません。
氷が溶けて出た水(真水)に魚が直接触れ続けると、浸透圧の関係で魚の体内に水分が入り込んでしまいます。
今回は、プロも実践している「魚を水っぽくさせない」ワンランク上の持ち帰り方を解説します。
なぜ氷に直接当てるとダメなのか?
魚をキンキンに冷やすことは大切ですが、氷(特に溶けた水)に直接触れたまま長時間放置するのはNGです。
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浸透圧で身がふやける 魚の体液よりも、溶けた氷水(真水)の方が塩分濃度が低いため、水分が魚の身に入り込もうとします。 これが「身が白っぽくふやける」「味が薄まる」原因です。
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変色(氷焼け) 氷の塊が魚の身に直接当たり続けると、その部分だけ凍傷のようになり、変色して食感が悪くなることがあります。
解決策1:最強の対策は「厚手の袋」に入れること
魚を水っぽくさせない一番確実な方法は、魚を物理的に水から守ることです。
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釣れたらしっかり締める(血抜きなど)。
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厚手のビニール袋に魚を入れる。 ヒレで袋が破れないよう、厚手のものがおすすめです。
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空気を抜いて口をしっかり縛る。 空気を抜くことで、魚と冷気の間の断熱材(空気)をなくし、効率よく冷やすことができます。
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その袋を氷の上、または氷水の中に入れる。
これで「冷却」はしっかりでき、「水濡れ」は完全に防げます。
釣太郎では、ヒレが刺さっても破れにくい、釣り専用の厚手ビニール袋も取り扱っています。
解決策2:スノコと水抜き栓を活用する
袋に入れるのが手間に感じる場合や、数が多い場合は、クーラーボックスの機能を活用しましょう。
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スノコ(中敷き)を使う クーラーボックスの底にスノコを敷くことで、溶けた水が下に溜まり、魚が水に浸かるのを防げます。
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水抜き栓をこまめに開ける 移動中や休憩中に、こまめに水抜き栓を開けて、溶けた水を排出してください。 「氷」だけで冷やしている状態(空冷に近い状態)をキープするのがコツです。
鮮度保持のプロの手順(まとめ)
本当に美味しく持ち帰るための、理想的な手順は以下の通りです。
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釣れた直後は、たっぷりの氷水(海水氷)に数分だけ入れて**「急冷」**し、芯まで体温を下げる。
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冷えたらすぐに取り出し、水気を拭き取る。
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袋に入れて、直接氷や水に触れない状態でクーラーボックスに保管する。
この「急冷」→「隔離」の手順を踏むだけで、持ち帰った後の魚の輝きが全く違ってきます。
まとめ
「冷やす」と同じくらい「真水に当てない」ことが、魚の味を守るためには重要です。
せっかくの獲物ですから、少しの手間をかけて、最高の状態で食卓に並べましょう。
釣太郎の海水氷は1キロ200円、3キロ400円で販売しています。
美味しい魚を食べるまでが「釣り」です。
ぜひこだわりの持ち帰り方を試してみてください。

