「今日は大漁の予感!でも氷はどれくらい持って行けばいいんだろう?」
釣行前、クーラーボックスの前で腕組みをした経験はありませんか。
少なすぎると魚が傷むし、多すぎると魚が入るスペースがなくなる。
この永遠のテーマについて、釣具店の視点で「正解」を導き出します。
結論:氷の量は「魚の量」ではなく「クーラーの容量と気温」で決める
多くの人が「魚がたくさん釣れたら氷を増やす」と考えがちです。
しかし、これは半分正解で半分間違いです。
正しくは**「魚が釣れる前に、海水(または水)をキンキンに冷やせる量」**が必要です。
魚が釣れてから慌てて氷を足しても、魚の中心まで冷えるには時間がかかります。
釣れた瞬間に、冷え切ったプール(潮氷)にドボンと入れるのが最強の鮮度保持です。
つまり、魚が0匹でも、氷の量は一定量必要なのです。
クーラーボックス容量に対する「氷の黄金比率」
季節(外気温)によって氷の溶けるスピードが全く違うため、以下を目安にしてください。
【夏場(5月~10月)】
クーラー容量の「3割~5割」
外気温が30度を超えるような日は、クーラーボックス自体の保冷力も落ちます。
また、水温も高いため、海水を冷やすのに大量の氷を消費します。
「ちょっと多いかな?」と思うくらいが正解です。
例えば20Lのクーラーなら、板氷2枚+バラ氷少々くらいあっても困りません。
【冬場(11月~4月)】
クーラー容量の「2割~3割」
気温が低いので氷持ちは良いですが、それでも2割は必須です。
「冬だから氷は少しでいい」と油断して、帰宅時に氷が全滅していては意味がありません。
最低でも、海水を張った時に氷が浮いている状態をキープできる量が必要です。
「板氷」と「バラ氷(砕氷)」どっちがいい?
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板氷(ブロックアイス) 溶けにくいので「保冷の持続力」があります。 長時間釣行に向いていますが、魚を冷やす瞬発力は弱いです。
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バラ氷(クラッシュアイス・キューブアイス) 表面積が大きいので一気に冷えますが、溶けるのも早いです。 「潮氷」を作るにはこちらが最適です。
★おすすめの組み合わせ 板氷を底に敷き、その上からバラ氷を入れる「ハイブリッド」が最強です。
または、ペットボトルを凍らせたものを板氷代わりにし、隙間をバラ氷で埋めるのも経済的です。
最強の冷却法「潮氷(しおごおり)」の作り方
釣太郎が推奨するのは、氷と海水を混ぜた「潮氷」です。
真水で作った氷水は0度ですが、塩分を含んだ潮氷は凝固点降下でマイナス1度~マイナス2度まで下がります。
この「シャーベット状の海水」に魚を入れることで、芯まで一瞬で冷やすことができます。
作り方の手順:
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クーラーボックスに氷を入れる(バラ氷がおすすめ)。
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海水をヒタヒタになるまで注ぐ(氷が浮くくらい)。
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手でかき混ぜて、キンキンになるまで数分待つ。
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釣れた魚をそのまま投入!
釣太郎の「海水氷」なら手間いらず
「現場で海水を入れるのが面倒」
「衛生面が気になる」
そんな方のために、釣太郎みなべ店では**「海水氷」**を販売しています。
きれいな海水をろ過し、そのまま凍らせた氷です。
溶けても塩分濃度が変わらないため、魚が水っぽくならず、浸透圧の影響で旨味も逃げません。
1kg 200円、3kg 400円とお手頃価格で提供しています。
まとめ
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氷の量は魚の量ではなく「クーラー容量」と「季節」で決める。
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夏は容量の3~5割、冬でも2~3割は必須。
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釣れる前から「潮氷」を作っておくのが鮮度の秘訣。
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迷ったら多めに!「氷が余った」は失敗ではありませんが、「氷が足りない」は致命的です。
次回の釣行では、クーラーボックスの中を「極寒の海」にして、最高の鮮度を持ち帰ってください。
釣太郎の海水氷は1キロ200円、3キロ400円で販売しています。

