アジ釣りが上手い人ほど、
実は道具の話をあまりしません。
高い竿やリールを使っているから釣れる。
最新の仕掛けだから釣れる。
そう思われがちですが、
現場を見ていると答えはまったく違います。
アジ釣りが安定して釣れる人には、
**共通した「見方」**があります。
それは、
アジを「仕掛けで釣ろう」としていないことです。
共通点①
アジを「魚」ではなく「群れ」として見ている。
上手い人は、
目の前の1匹を狙っていません。
常に考えているのは、
「群れが今どこにいるか」です。
・足元か
・中層か
・底か
さらに、
・動いているのか
・止まっているのか
この意識がある人は、
ウキやサビキの位置を迷いなく変えます。
釣れない人ほど、
「ここにいるはず」と決めつけます。
釣れる人は、
「今はいない前提」で探します。
この差は非常に大きいです。
共通点②
「釣れた理由」を必ず考えている。
1匹釣れた時。
上手い人は喜びながら、
同時にこう考えています。
・タナはどこだったか
・仕掛けは止まっていたか、動いていたか
・コマセを入れた直後か、時間が経ってからか
つまり、
再現性を探しています。
逆に釣れない人は、
「たまたま釣れた」で終わります。
この積み重ねが、
釣果の差になります。
共通点③
アジの「やる気」を見ている。
同じ場所、
同じ仕掛けでも、
釣れる日と釣れない日があります。
上手い人は、
それを「運」で片付けません。
・表層でパシャつきがあるか
・回遊が速いか遅いか
・小アジか尺前後か
これらから、
今日のアジは食う気があるかを判断しています。
食う気がない日は、
無理に攻めません。
釣り方を軽くしたり、
場所を変えたり、
潔く見切ります。
共通点④
「待つ」と「動く」の切り替えが早い。
釣れない時。
上手い人は、
同じ場所に固執しません。
・3分反応がなければ移動
・コマセを打って反応がなければ深さ変更
この判断が早いです。
逆に釣れない人ほど、
「もう少し待てば来るかも」と粘ります。
アジ釣りは、
待ちの釣りではなく、探す釣りです。
共通点⑤
「今日は釣れない日」も受け入れている。
意外ですが、
これも大きな共通点です。
上手い人ほど、
釣れない日を無理に覆そうとしません。
・水温
・潮
・風
・ベイトの有無
総合的に見て、
「今日は厳しい」と判断したら、
深追いしません。
結果、
疲れず、
次の釣行に繋がります。
結論
アジ釣りは「道具の釣り」ではない。
アジ釣りが上手い人の共通点は、
高価な道具でも、
特別な仕掛けでもありません。
・群れで見る
・理由を考える
・やる気を読む
・動く判断が早い
この視点です。
道具は、
その視点を形にするための「手段」にすぎません。
まずは、
今日のアジはどこにいるのか。
それを考えるところから、
アジ釣りは上手くなります。

