寒尺アジの釣り方はいろいろありますが・・・
寒尺アジは、
冬にだけ成立する別ジャンルの釣りです。
夏秋のアジ釣りとは、
考え方も仕掛けも、狙い所もまったく違います。
釣太郎の現場目線で、
「釣れる人がやっている寒尺アジの基本」を整理します。
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寒尺アジとは何か
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寒尺アジとは、
冬の低水温期に釣れる30cm超の大型アジです。
特徴は、
・体高が異常に高い
・脂が全身に回る
・動きが遅く、警戒心が強い
この性質を理解しないと、
まず口を使いません。
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釣れる時期と条件
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・水温16℃以下
・北西風が続いた後
・海が澄みすぎていない日
特に、
冷え込みが一段落したタイミングが狙い目です。
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狙う場所
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寒尺アジは回遊魚ですが、
冬は「定着型」に近くなります。
・水深のある波止
・常夜灯+深場
・潮通しはあるが流れは緩い場所
表層や中層は、
ほぼ使いません。
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棚は「底から少し上」だけ
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基本は、
・底ベタ
・底上30cm〜1m
これ以上浮かせると、
反応が消えます。
寒尺アジは、
底に張り付いて動かない魚です。
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仕掛けの考え方
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重要なのは、
「強さ」より「違和感の無さ」。
・ハリス1.5〜2号
・針は軽めで小さめ
・ウキは感度優先
太仕掛けは、
一発で見切られます。
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エサの基本
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寒尺アジは、
エサを追いません。
・オキアミは角を落とす
・小さく付ける
・動かさない
「誘う」より、
目の前に置く感覚です。
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アタリの出方
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派手なアタリは出ません。
・ウキが止まる
・フワッと浮く
・沈まないのに重い
これが、
寒尺アジの典型的なアタリです。
沈むのを待つと、
ほぼ失敗します。
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合わせ方
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・即合わせ
・小さく
・手首だけ
大合わせは不要です。
「重みを感じた瞬間」に、
軽く入れるだけで十分です。
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釣れない人がやりがちな失敗
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・棚をコロコロ変える
・エサを頻繁に替える
・誘いすぎる
・ウキが沈むまで待つ
寒尺アジは、
待てる人だけが釣れる魚です。
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釣太郎的まとめ
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寒尺アジ釣りは、
・底
・静
・小
・待
・即
この5つがすべてです。
派手さはありませんが、
釣れた1匹の価値と味は別格です。
「冬は渋い」ではなく、
冬は読み切った人だけが報われる。
それが、
寒尺アジの釣りです。

