ガシラ(カサゴ)は冬季(12〜3月頃)に産卵…ではなく、卵胎生のため「卵ではなく仔魚を産む」という特徴を持つ魚だ。
ここでは、ガシラが一度に産む数、生涯で産む総数、そして成魚まで育つ確率をわかりやすく解説する。
🐟 ガシラは一度にどれくらい産む?
山口県の公的資料によると、ガシラ(カサゴ)の産仔数は以下の通り:
| 親魚の年齢 | 1回の産仔数 |
|---|---|
| 1年魚(約12cm) | 約5,000尾 |
| 2年魚以上 | 30,000〜60,000尾 |
さらに、産仔は 約15日間隔で3〜4回繰り返される。
▶ つまり1シーズンの総産仔数
- 1年魚:15,000〜20,000尾
- 2年魚以上:90,000〜240,000尾
🐟 ガシラは生涯でどれくらい産む?
ガシラの寿命は 13年以上 とされる。
産仔は毎年行われるため、2年魚以降の産仔数で計算すると…
▶ 生涯産仔数(概算)
- 年間:9万〜24万尾
- 10年間:90万〜240万尾
- 13年間:117万〜312万尾
生涯で100万尾以上の仔魚を産む計算になる。
🐟 産まれたガシラが成魚まで育つ確率は?
公的資料では「成魚までの生存率」は明記されていないが、海産魚の一般的なデータと、
ガシラの生態(浮遊期が長く捕食されやすい)から推定できる。
▶ 海産魚の一般的な稚魚の生存率
0.01〜0.1%(1万尾に1〜10尾) が一般的とされる。
ガシラは産まれてから数十日間浮遊し、他魚に捕食されやすいため、この範囲の下限に近いと考えられる。
▶ ガシラの推定生存率
- 0.01%(1万尾に1尾)程度が妥当。
▶ つまり…
- 1回の産仔(3〜6万尾) → 成魚になるのは 3〜6尾程度
- 1シーズン(9〜24万尾) → 9〜24尾程度
- 生涯(100万尾以上) → 100尾前後が成魚に到達
📝 まとめ
- ガシラ(カサゴ)は冬季に産仔する卵胎生魚
- 1回の産仔数は 5,000〜60,000尾
- 1シーズンに 3〜4回産仔 → 9万〜24万尾
- 寿命は13年以上で、生涯産仔数は 100万尾以上
- 成魚まで育つ確率は 0.01%程度(推定)
- 1回の産仔から成魚になるのは 数尾
- 生涯では 100尾前後が成魚になる計算

