【初心者必見】釣果が劇的に変わる!「棚取りゴム」を使った正しい海底の水深(タナ)の測り方

はじめに:なぜ「底」を知る必要があるのか?

ウキ釣りで魚が釣れない最大の原因は、「魚がいる深さにエサがないこと」です。

特にアジやチヌ、グレなどの魚は、海底の地形変化(カケアガリや根)に隠れていることが多くあります。

しかし、海の上から見ているだけでは、そこが水深5mなのか10mなのかは分かりません。

「なんとなく」でウキ下を決めていては、偶然魚が通りかかるのを待つだけの釣りになってしまいます。

そこで行うのが「棚取り(たなとり)」です。

これは、専用のオモリを使って「ウキから針までの長さ」を「実際の水深」とピッタリ合わせる作業のことです。

ここが釣りのスタートラインと言っても過言ではありません。


必須アイテム:「棚取りゴム」を用意しよう

感覚で底を取るのはベテランでも至難の業です。

初心者は必ず「棚取りゴム」という安価な便利アイテムを使いましょう。

釣具店で数百円で売っています。 これは、針に引っ掛けて使う重たいゴムのオモリです。

このゴムの重さは、普段使っているウキの浮力よりもはるかに重く作られています。

つまり、「ウキを海中に沈める力」があるのがポイントです。


実践!3ステップで完了する棚取りの手順

では、実際に堤防に立ったつもりで手順を解説します。

手順1:針に棚取りゴムをセットする

まずは仕掛けの一番下にある針を、棚取りゴムの穴に通すか、ゴム部分に刺して固定します。

これで、針先に重たいオモリが付いた状態になります。

手順2:仕掛けを海に投入する

狙いたいポイントへ仕掛けを投入します。

竿下(足元)を狙うならそのまま落とし、沖を狙うなら軽く投げます。

この時、リールのベールを戻し、糸が出すぎないように注意しながらウキの動きを観察します。

手順3:ウキの状態を見て「ウキ止め」を動かす

ここが最重要ポイントです。

海面にあるウキがどうなったかを見て、ウキ止め糸(シモリ玉)の位置を調整します。

  • 【ケースA:ウキが沈んで見えなくなった】 これは「設定した棚(ウキ下)が、実際の水深より浅すぎる」状態です。 ゴムの重みでウキが水没しています。 対策: ウキ止め糸を竿先側(上)へずらして、ウキ下を長く(深く)してください。

  • 【ケースB:ウキが水面に寝ている・倒れている】 これは「設定した棚(ウキ下)が、実際の水深より深すぎる」状態です。 ゴムが海底に着底し、さらに糸が余っているため、ウキを引っ張る力が働いていません。 対策: ウキ止め糸を針側(下)へずらして、ウキ下を短く(浅く)してください。

  • 【正解の状態:ウキのトップがギリギリ水面に見える】 ウキ止めを調整し、「ウキが沈みもせず、倒れもしない、トップが水面ギリギリで立っている状態」を目指します。 これになった時、「ウキ止め〜針までの長さ」が「水深」とピッタリ一致したことになります。


正確な棚が取れたら必ず「マイナス」する

上記の手順で「底」が取れました。

しかし、このまま釣り始めると、針が海底を引きずってしまい「根掛かり」が多発します。

そのため、最後にウキ止め糸を**「矢引(やびき=約1m)〜ひとひろ(約1.5m)」**ほど針側(下)にずらして、棚を浅くします。

これを「底を切る」と言います。

これで、「海底から1m〜1.5m上の、魚が一番泳いでいる層」にエサを漂わせる準備が整いました。


まとめ:棚取りは釣りのルーティン

釣り場に着いたら、まず最初にこの「棚取り」を行いましょう。

また、潮が満ちたり引いたりして水深が変わったり、ポイントを移動したりした際も、

こまめに測り直すのが釣果アップの秘訣です。

面倒くさがらずに底を把握することが、脱初心者への一番の近道です。

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