【釣り知識】黒潮の魚はなぜ引くのか?海流別に見る魚の性格と特徴を徹底解説

釣り人なら
一度はこう感じたことがあるはずです。

「南紀の魚は引きが別物」
「同じ魚種でも黒潮の個体は強い」

これは
気のせいでも
道具の問題でもありません。

黒潮という海流そのものが
魚の身体と性格を作り変えている

それが答えです。


結論から言うと

黒潮の魚が引く理由は

・常に流れの中で生きている
・泳がないと生きられない
・筋肉と心肺機能が鍛えられている

この3点に集約されます。

黒潮は
魚にとって
休めない海

だから
魚は強くなります。


黒潮とはどんな海流か

黒潮は

・水温が高い
・流速が速い
・流れが安定している

世界的に見ても
非常にエネルギー量の大きい海流です。

南紀沿岸では

・常に潮が動く
・ヨレと本流が明確
・流れが止まらない

この環境が
魚の基礎体力を
底上げしています。


黒潮の魚は「止まれない」

黒潮域の魚は

・流されないために泳ぐ
・ポジションを保つために泳ぐ
・捕食のために泳ぐ

つまり

泳ぎ続ける前提の生活

をしています。

この結果

・赤身筋が発達
・瞬発力が高い
・スタミナが桁違い

になります。


黒潮の魚が引く理由① 筋肉構造

黒潮の魚は

・赤身筋の比率が高い
・酸素消費効率が良い

ため

・長時間走れる
・一気に突っ込める

という
ファイト性能を持ちます。

アジ
グレ
青物

すべてに共通する特徴です。


黒潮の魚が引く理由② 性格

流れの強い海で生きる魚は

・警戒心が強い
・判断が早い
・反応が鋭い

という
性格になります。

ヒットした瞬間

・即走る
・即潜る
・即根に向かう

これが
「引きが荒い」
と感じる正体です。


海流別 魚の性格と特徴

ここで
海流ごとの違いを
整理します。


黒潮域の魚

・引きが非常に強い
・スタミナがある
・回遊力が高い
・反応が速い

代表エリア
南紀
伊豆
屋久島


親潮域の魚

・脂が乗りやすい
・動きは重め
・瞬発力より粘り

代表エリア
東北
北海道

引きは強いが
質が違う
という印象です。


内湾・瀬戸内の魚

・流れが緩い
・定位型が多い
・引きは比較的穏やか

ただし

・根に潜る力
・トルク


侮れません。


同じ魚種でも別物になる

例えば

アジ
グレ

同じ名前でも

黒潮域
内湾

では

・引き
・スピード
・持久力


完全に別物です。

南紀の寒尺アジが
別格と言われる理由も
ここにあります。


黒潮の魚は「釣られる前提」で進化していない

黒潮の魚は

・自然淘汰が激しい
・外敵が多い
・回遊距離が長い

ため

弱い個体は
生き残れません。

その結果

・強い個体だけが残る
・平均レベルが高い

これが

「どれを掛けても引く」

という印象を生みます。


釣り人側に求められるもの

黒潮の魚を相手にするには

・タックル強度
・ドラグ設定
・瞬時の判断


非常に重要です。

「いつもの感覚」

でやると
簡単に

・切られる
・根に入られる

それが
黒潮エリアの釣りです。


まとめ

黒潮の魚が引くのは

・流れの中で生き
・泳ぎ続け
・鍛えられた結果

です。

魚の強さは
サイズだけではなく

生きてきた海

で決まります。

南紀の魚が引くのは
必然。


要約

黒潮の魚は
休めない海で育った
アスリート。

だから
とにかく引く。

黒潮の魚は休めない海で育ったアスリート。 だからとにかく引く。釣太郎

 

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