ヤエン釣り愛好家の皆様。
気温や水温が低下し始める晩秋から冬にかけては、アオリイカ釣りの難易度が上がると感じていませんか。
水温の低下とともにアオリイカは深場へ移動する習性があり、今まで釣れていたポイントで急に
アタリが遠のくことがあります。
本記事では、水温が20度、19度、18度、17度と変化する際のアオリイカの生態を解説し、深場に
潜むイカを確実に仕留めるための「オモリ付きヤエン針」を使った活アジの泳がせ方を、
具体的な動画の内容と共にご紹介します。
1. アオリイカが深場に落ちる!水温低下時の生態変化を徹底解説
アオリイカは水温の変化に敏感な生き物です。
水温が下がると、水温が安定している深場(ディープ)へと移動する傾向が顕著になります。
| 水温 | アオリイカの動向と活性 | 釣り方のポイント |
| 20℃ | 活性が最も高くなる適水温帯です [1.1]。秋の小型イカ(新子)も活発に活動します [1.1]。 | 浅場、中層、深場、あらゆるレンジを積極的に狙うチャンスです [1.3]。 |
| 19℃ | 最適水温帯を維持し、依然として活性は高い状態です [1.2]。ただし、急激な水温低下があれば、深場への移動を意識し始めます [2.1]。 | 広範囲を探りつつ、潮通しの良い場所やブレイクライン(かけ上がり)周辺をチェックします。 |
| 18℃ | 春の大型アオリイカ(親イカ)が産卵を意識し始める重要な水温です [1.1]。この水温前後から深場を意識する個体が増え始めます [2.1]。 | 朝夕のマズメ時以外は、水温が安定した深場を重点的に狙う準備をします [2.7]。 |
| 17℃ | 活性が落ち始める目安となる適正水温のギリギリのラインです [1.2][1.4]。この水温まで下がると、多くのアオリイカが水温の安定した深場へと本格的に移動します [2.4]。 | 深場狙いが基本となります。水深のある堤防先端や、シャロー(浅場)とディープ(深場)が隣接する地形が有力ポイントです [2.1]。 |
特に水温が17℃前後まで低下すると、イカはディープを拠点とするため、従来の浅場での
アプローチでは釣果が厳しくなります [2.4]。
2. 攻略のカギは「アジを潜らせる」こと
深場に潜むアオリイカを攻略するためには、活きたアジをイカのいるタナ(水深)まで届けること
が絶対条件となります。
「沈んだ時はアジに潜ってもらうのがベスト」であり、アジに自ら潜行させるためのサポート
こそが、オモリ付きヤエン針の最大の役割です。
アオリイカは活アジが弱々しく、あるいは不自然に泳いでいる状態に強く反応する傾向があります。
この習性を逆手に取り、アジに「違和感のある泳ぎ方」をさせるのがこの釣法のキモです。
3. 秘密兵器!オモリ付きヤエン針の驚異的な集魚効果
オモリ付きヤエン針は、水温低下によって深場へと移動したアオリイカを誘い出すためのベストタックルです。
活アジへのセット方法
オモリ付きヤエン針は、活アジの尾ビレの付け根付近にあるゼイゴ(尾ビレ前の硬い部分)に引っ掛けます-。
活アジを網から取り出す際、アジが暴れる場合は、手で目を覆い隠してあげると大人しくなり、針の装着が容易になります-。
不自然な泳ぎでアオリイカを強力に誘う
オモリ付きヤエン針を装着したアジは、活きたまま水中を泳ぎます。
この時、道糸を張ってアジを引っ張ると、オモリが尾の付け根にあるため、以下のような不自然な姿勢になります。
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尾ビレが下がる
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頭部が上を向く
この姿勢はアジが弱っているように見え、水中をキラキラと不規則に動くため、アオリイカの捕食本能を強く刺激します-。
通常の腹にオモリがある泳がせ方と異なり、尾部が下がって頭部が浮くこの「違和感のある泳ぎ」が、深場のアオリイカを効率よく呼び寄せます-。
アジのサイズに合わせたオモリの号数調整
動画では、20cmのアジに対して0.5号のオモリを使用しています。
このオモリの号数は、使用するアジのサイズによって調整が必要です。
アジがさらに大きい場合は、オモリを1号や1.5号といった重いものにすることで、
より確実にアジを深場に誘導し、不自然な泳ぎを演出できます-。
水温が低下し深場にアオリイカが集中する季節には、オモリ付きヤエン針をぜひ秘密兵器としてご活用ください。

