南紀の尺アジ遭遇率15%の正体。なぜ釣れないのか?

南紀の堤防で
「尺アジが釣れている」
という情報を見る。

行ってみる。
しかし——

・釣れない
・釣れても中アジ
・2回、3回と外す

ここで多くの人は
「腕が悪い」
「運がない」
と思ってしまいます。

違います。

最初から確率が15%前後に設定された釣り
それが
南紀の尺アジ釣りです。


結論

南紀の尺アジ遭遇率15%は

・魚の少なさ
・群れ構造
・タナの分離
・釣り人の分散

この4つが重なった
構造的な数字です。


① そもそも尺アジは「群れの1%」

冬の南紀のアジの群れは

・1群 100〜300匹
・その中の尺アジは
 約0.5〜1.5%

つまり

100匹に
0〜1匹

この時点で
全員が釣れる魚ではない
ことが確定しています。


② 尺アジは群れの真ん中にいない

群れの中心にいるのは

・小アジ
・中アジ

尺アジは

・群れの端
・群れの後方
・そして
底の底

この位置にいます。

つまり

・普通に釣っている人
= 尺アジのいない層を釣っている

という構造になります。


③ 浮かせた瞬間、対象が変わる

南紀の冬季堤防で

・アタリがない
・魚が小さい

こう感じて
棚を上げると

釣れる魚は

・増える
・しかし
・サイズは落ちる

これは

小型ゾーンに移動しただけ

尺アジは
浮いた時点で
視界から消えます。


④ 釣り人が同じ場所を攻める

尺アジが混ざる群れが来たとき

・釣り人は10人前後
・全員が同じタナ
・同じ距離

この状況で

・群れに1〜2匹しかいない尺アジ
・しかも底付近

誰か1人が釣るかどうか。

これが
遭遇率15%
という数字の正体です。


⑤ 「釣れない」のではなく「当たっていない」

ここが最も重要です。

・尺アジがいない
のではありません。

・尺アジがいる層に
 仕掛けが届いていない

これが
ほとんどのケースです。


数字で整理すると

仮定します。

・群れ200匹
・尺アジ2匹
・釣り人10人

・底を攻めている人
 2〜3人

この場合

・尺アジが釣れる人
 1人出るかどうか

これを確率化すると

約15%前後

非常に理にかなった数字です。


だから2回釣れなくて普通

1釣行15%なら

・2回連続で釣れない確率
 約70%

これは
異常ではありません。

むしろ正常です。


尺アジを狙う人がやるべきこと

・底を恐れない
・アタリの少なさを受け入れる
・釣れていない棚を疑う
・「今日はハズレ日」と割り切る

これができる人だけが
15%を
25%に引き上げられます。


まとめ(要約)

・尺アジは群れの約1%

・群れの真ん中にいない

・冬は底の底にいる

・浮かせると対象が変わる

・15%は構造的な数字

 

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