竿先が震えたのに乗らない…その原因は「0.2秒」
サビキ釣りをしていると、「プルプルッ」とアタリがあったのに、上げてみたら魚が付いていなかった…という経験はありませんか?
実はそれ、魚が食べるのが下手なのではなく、**「見切って吐き出している」**のです。
アジなどの魚が、口に入れたものが「エサではない(ニセモノ)」と判断して吐き出すまでの時間は、なんと**「平均0.2秒」**と言われています。
人間の反射神経では到底合わせることのできない、一瞬の出来事です。
今回は、なぜサビキ釣りで「サシエサ(針にエサを付けること)」が最強の対策になるのか、そのメカニズムを解説します。
1. アジの食事は「吸い込み」方式
アジはエサを噛み付いて食べるのではなく、口を伸ばして海水ごと**「スポッ!」と吸い込んで**捕食します。
この時、サビキの疑似餌(スキンやハゲ皮)も一緒に口の中に入ります。
しかし、口に入った瞬間に違和感(硬さや味のなさ)を感じると、即座に「プッ!」と吐き出してしまうのです。
この間、わずか0.2秒。
竿先に「プルッ」と反応が出た時には、すでにアジは針を吐き出し終わっていることが多いのです。
これがいわゆる「ショートバイト」や「弾く」といわれる現象の正体です。
2. 0.2秒の壁を破る「サシエサ」の魔法
では、どうすれば針を吐き出されずにフッキング(針掛かり)させることができるのでしょうか?
答えはシンプルです。
「吐き出させない」、あるいは**「吐き出すまでの時間を延ばす」**ことです。
ここで登場するのが**「サシエサ」**です。 サビキ針の先に、本物のエサ(オキアミや切り身など)を小さく付けます。
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味と匂い: 本物のエサなので、口に入れた瞬間に「これは食べ物だ」と認識し、飲み込もうとします。
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食感: 柔らかいので違和感が少なく、長く口の中に含んでくれます。
この「飲み込もうとする時間」や「迷っている時間」が稼げるため、針が口の中に残りやすく、
結果として勝手に針掛かり(向こう合わせ)する確率が格段に上がります。
3. 特に「食い渋り」の時に差が出る
活性が高く、アジが狂ったようにエサを追っている時は、疑似餌だけでも勢いで飲み込んでくれます。
しかし、冬場や昼間など、活性が低い時こそ「0.2秒の見切り」はシビアになります。
周りが釣れていない中で一人だけ連発している人は、十中八九、この「サシエサ」の手間を惜しまずにやっています。
「サビキカゴにアミエビを詰める」だけでなく、「針にもエサを付ける」。
このひと手間が、0.2秒の壁を超え、釣果を倍増させる鍵なのです。
まとめ:疑似餌を過信するな
サビキ仕掛けは優秀ですが、万能ではありません。
魚も学習しますし、本能で異物を排除します。 「アタリはあるのに掛からない」 そう感じたら、
迷わずサシエサを付けてみてください。
0.2秒で吐き出されていた針が、ガッチリとアジの上顎をとらえるようになるはずです。
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