アオリイカ釣りで最も緊張する瞬間
それは 取り込み(ランディング) です。
ここで失敗すると
一気にスミを吐かれ
さらにイカ自体を逃がしてしまい
釣り人にとって最大級の後悔となります。
特にやりがちなミスが
「頭から取り込もうとして逃げられる」
本記事では
・なぜ頭からはNGなのか?
・なぜ 必ず“お尻(後方)から”が鉄則 なのか?
・ギャフでもたも網でも共通する理由は?
を詳しく解説します。
頭から取り込みがNGな理由
アオリイカは
頭部(触腕・漏斗方向)に 推進機能が集中しています。
つまり
逃げる=頭部から一気に噴射して後方へ飛ぶ
という構造です。
下記が主な理由です。
・噴水口(漏斗)が前方向についている
・頭側に刺激が加わると水を噴射して逆方向へ逃げる
・警戒時は瞬間的に数メートル移動する
・ギャフを頭部に当てると暴れて足切れの可能性大
・網で頭から入れると反発して浮力で抜けやすい
👉 「頭側から近づく=逃走スイッチを押す動作」
お尻(後方)から取り込むべき理由
アオリイカは 後方(尾側)には噴射装置がなく逃げ方向とは逆側 になります。
そのため
✔ 逃げる力が働かない
✔ 足(触腕)が前側にあるため抵抗しにくい
✔ 安定して掴みやすい
✔ 墨吐きも前方向へ向かいやすく被害減
👉 最も安全・確実に取り込めるのは後方から。
ギャフでも網でも共通する鉄則
| 項目 | 頭側から | お尻側から |
|---|---|---|
| 逃げる可能性 | 高い | 非常に低い |
| 墨被害 | 多い | 少ない |
| 足切れリスク | 大 | 小 |
| 初心者向き | × | ◎ |
| ギャフ | NG | ◎ |
| 網 | NG | ◎ |
👉 “ギャフか網か”ではなく“頭か尻か”が成否を分ける
実践方法(取り込み時の動作)
1.必ず頭を自分から遠ざける位置に誘導
・糸を軽く張りながら
・アオリイカがこちらを向かないよう調整
2.後方側(尾側)から静かに差し込む
・ギャフ → 胴中央~やや後方を狙う
・網 → 尾側から包み込むように
3.取り込み直後は糸を緩めない
・暴れるが、張力がないと逃げるため注意
取り込み前のNG動作ワースト3
| NG行為 | 理由 |
|---|---|
| 頭正面からギャフを入れる | 噴射逃亡 |
| 網を真正面から押し込む | イカが浮き上がって抜ける |
| 引っ張り上げながら網入れ | 抱きが浅いと足切れ |
👉 “正面から攻めないこと”が最重要
釣法別アドバイス
エギング
・抱きが浅く外れやすい
→ 必ず後方から網でゆっくり
ヤエン釣り
・しっかり掛かっている場合が多い
→ 大型はギャフ優先
→ ただし お尻側から入れることは絶対条件
まとめ(要約)
アオリイカの取り込みは
頭からがNGでお尻からが鉄則
✔ 頭側に触れる → 噴射逃亡
✔ 尾側から → 逃げない+墨被害軽減
👉 ギャフであってもたも網であっても“方向が最優先”
釣り方より
道具より
「取り込む方向」が勝敗を決める。

