「晴天は絶好の釣り日和!」と思っていませんか?
もちろん気持ちの良い天気での釣りは最高ですが、ことアオリイカのデイゲーム(日中の釣り)に
関しては、「曇りの日」こそが絶好のチャンスなんです。
「日中は深場にいて釣りにくい…」と諦めていたアオリイカが、曇りの日には驚くほど
釣りやすくなることがあります。
この記事では、なぜ曇りの日にアオリイカが釣りやすいのか、その科学的な理由から、
具体的なポイント選び、エギの選択、誘い方のコツまで、あなたの釣果を格段にアップさせる
ための攻略法を徹底的に解説します。
なぜ曇りの日はアオリイカのチャンスなのか?
晴れた日の日中、アオリイカは警戒して物陰や深い場所に身を潜めてしまい、
なかなかエギに反応してくれません。
しかし、空が雲に覆われると、海の中の状況は一変します。
1. 光量が少なくなり、アオリイカの警戒心が薄れる
アオリイカは非常に目が良く、警戒心が強い生き物です。
特に、真上からの強い太陽光を嫌う傾向があります。
晴天の日中は、太陽光が海中深くまで差し込むため、アオリイカは外敵から身を守るために
深場やストラクチャー(岩礁や藻場など)の影に隠れてしまいます。
一方、曇りの日は雲が太陽光を遮り、海中に差し込む光が柔らかく拡散します。
これにより、アオリイカの警戒心が薄れ、大胆に行動できるようになるのです。
2. ベイトフィッシュの活性が上がり、浅場に移動してくる
アオリイカの餌となる小魚(ベイトフィッシュ)たちも、曇りの日には活発になります。
晴天時よりも広い範囲を泳ぎ回り、中層や浅場まで浮いてくることが多くなります。
アオリイカは、この活発になったベイトを追いかけて捕食するため、自らも深場から浅場へと移動してきます。
まさに、ハンティングモードに入ったアオリイカを狙い撃ちできる絶好の機会というわけです。
つまり、曇りの日は「アオリイカ自身の警戒心が薄れる」と「餌を求めて浅場に出てくる」という
2つの好条件が重なる、エギンガーにとって最高のコンディションなのです。
曇りの日のアオリイカ攻略法|釣り方のコツ
では、具体的に曇りの日をどう攻めれば良いのでしょうか。
ポイント選びからエギの選択、アクションまで、釣果に直結するテクニックを紹介します。
攻略のポイント1:狙うべきは「浅場(シャロー)」
曇りの日の最大の狙い目は、ずばり**「浅場(シャローエリア)」**です。
普段、日中にはアオリイカの姿が見えにくいような水深の浅い場所や、広大な藻場の上などを積極的に狙ってみましょう。
ベイトを追いかけて、やる気のあるアオリイカが回遊している可能性が非常に高いです。
- ワンドの奥まった場所
- 点在するシモリ(海中の岩)周り
- 藻場の上
これらのポイントは、晴天時には見向きもされないことが多いですが、曇りの日には一級ポイントへと変貌します。
攻略のポイント2:エギのカラー選択
光量が少ない曇りの日は、エギのカラー選択が釣果を大きく左右します。
基本戦略は**「アピール」と「シルエット」**です。
まずはオレンジ系やピンク系などの定番アピールカラーで広範囲に探り、
反応がなければシルエットがはっきりと出る赤テープや紫系に変えてみましょう。
複数のカラーをローテーションさせて、その日の当たりカラーを見つけるのが釣果への近道です。
攻略のポイント3:じっくり見せる誘い(アクション)
曇りの日はアオリイカが浮いていることが多いため、派手すぎるアクションよりも、
中層から表層を意識した丁寧な誘いが効果的です。
- シャクリの回数を少なめに: 激しくシャクりすぎず、2〜3回程度のソフトなシャクリでOKです。
- フォール(沈下)時間を長めに: エギを沈ませる「フォール」中にアタリが集中します。いつもより長くフォールさせ、アオリイカにエギを抱かせる「間」をしっかり作りましょう。
- ステイ(静止)も有効: 時にはアクションを止め、潮の流れに乗せてエギを漂わせる「ステイ」も非常に効果的です。
活性の高いアオリイカは、ゆっくりと沈んでいくエギに我慢できず、飛びついてきます。
焦らず、じっくりとエギを見せてあげることを意識してください。
まとめ:雨が降り出す前が最大のチャンス!
今回は、曇りの日のアオリイカ攻略法について解説しました。
- 曇りの日は光量が落ち、アオリイカの警戒心が薄れる
- ベイトを追って、普段はいない浅場まで上がってくる
- 狙うはシャローエリア。アピール系・シルエット系のエギが有効
- 焦らず「じっくり見せる」丁寧なアクションを心がける
次の釣行、もし天気予報が「曇り」だったら、がっかりする必要はありません。
むしろ「絶好のチャンス!」と捉えて、普段は攻めない浅場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
やる気に満ちたアオリイカがあなたを待っていますよ。


