秋の味覚の代表格「サンマ」。
スーパーや魚屋では 「生サンマ」と「塩サンマ」 の両方を見かけますが、どちらを選ぶべきか
迷ったことはありませんか?
今回は、 味の違い・鮮度の見分け方・栄養価の変化 まで徹底解説します。
釣り人やグルメな方に向けて、サンマの魅力を掘り下げます。
生サンマの特徴
・水揚げ直後に流通する「旬のサンマ」
・脂がのっており、刺身や塩焼きで絶品
・身がふっくら柔らかく、旨味をダイレクトに味わえる
特に秋に獲れる「新物サンマ」は、脂質が20%近くまで高まり、トロのような味わいになります。
👉 美味しさを最重視するなら断然「生」がおすすめ。
塩サンマの特徴
・水揚げ後に塩を振って保存性を高めたもの
・冷蔵や冷凍で長期保存が可能
・塩加減により味わいに差が出る
時々「しょっぱすぎる」と感じる塩サンマがありますが、これは単なる「塩の振り過ぎ」の場合と、
間が経ち脂の酸化を塩味でごまかしている場合があります。
つまり「塩辛すぎるサンマ=鮮度が落ちている可能性あり」とも言えます。
栄養分の違い
生サンマ
・EPA、DHA、ビタミンB12、ビタミンDが豊富
・脂の鮮度が良く、栄養成分がそのまま残る
・水分量が多いためジューシー
塩サンマ
・基本的な栄養成分(EPA・DHA・タンパク質など)は大きく変わらない
・ただし塩分がプラスされ、1尾で1g以上の塩分を摂取する場合も
・干物加工品ほどではないが、保存中に酸化が進みやすくなる
👉 栄養面では「大差なし」ですが、 塩サンマは塩分過多に注意 が必要です。
どちらを選ぶべき?
・味重視なら生サンマ
・保存性や買い置きなら塩サンマ
釣ったその日に食べるなら絶対「生」。
スーパーで買うときは、目が澄み、身にハリがあるものを選ぶと間違いありません。
まとめ
・サンマは生の方が脂の旨味をダイレクトに感じられ、圧倒的に美味しい
・塩サンマは保存性に優れるが、塩加減や鮮度により味の差が大きい
・栄養価は大きく変わらないが、塩分摂取量には注意
・料理や食べるシーンに合わせて使い分けるのがベスト


