「よし!釣りを始めてみよう!」と思っても、いざ釣具屋さんに行くと、たくさんの釣り竿が
並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
特に、竿のタイプとしてよく耳にするのが「振出式(ふりだししき)」と「並継式(なみつぎしき)」という言葉。
この2つの違いが分からないと、自分にぴったりの竿を選ぶのは難しいかもしれません。
今回は、釣りをこれから始めるあなたのために、この「振出式」と「並継式」の違いを、
それぞれのメリット・デメリットを交えて分かりやすく解説していきます!
釣り竿のタイプは大きく分けて2種類!
釣り竿は、大きく分けて2つのタイプに分類できます。
それは、竿を収納する際の構造の違いによるものです。
- 振出式(テレスコピック):中に収納された竿を、使う時に引き出して伸ばすタイプ
- 並継式(フェルールジョイント):複数の竿パーツを、使う時に繋ぎ合わせるタイプ
それでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!
1.伸び縮みする便利さ!「振出式」の釣り竿
「振出式」の竿は、まるで望遠鏡のように、竿の元(手元側)の中に細い穂先(先端側)が何本も収納されているタイプです。
使う時は、各節を順番に引き伸ばして固定し、しまう時は逆に戻していきます。
振出式のメリット
- コンパクトで持ち運びやすい: これが最大のメリット!収納時には非常に短くなるため、電車や自転車での移動、車のトランクへの収納など、持ち運びがとても楽です。ちょっとした隙間にも収納できるので、旅行先にも気軽に持って行けます。
- 準備・片付けが簡単: 竿を伸ばしたり縮めたりするだけなので、釣り場での準備や片付けがスピーディーに行えます。初心者の方でも迷うことなく扱えます。
- 比較的安価なものが多い: 入門用として手に入れやすい価格帯のものが多く、気軽に釣りを始めたい方にぴったりです。
振出式のデメリット
- 感度がやや劣る: 各節の継ぎ目が多くなるため、竿全体の一体感が並継式に比べて損なわれやすく、魚のアタリや海底の状況を感じ取りにくいことがあります。
- 強度・パワーが劣る: 継ぎ目の部分に力が集中しやすく、並継式に比べて折れやすい、または大物とのやり取りでパワー不足を感じることがあります。
- 竿の曲がりがスムーズでないことがある: 継ぎ目の段差によって、竿全体が滑らかに曲がりにくい場合があります。
振出式が向いている釣り
- ちょい投げ釣り: 防波堤や砂浜から気軽にサビキ釣りやキス釣りをしたい。
- サビキ釣り: アジやイワシを群れで狙いたい。
- ウキ釣り: のんびりアタリを待ちたい。
- 旅行先や出張先で気軽に釣りをしたい方。
- 持ち運びを重視する方。
2.プロも愛用!「並継式」の釣り竿
「並継式」の竿は、2本から数本の独立したパーツ(竿の節)に分かれており、使う時にそれぞれのパーツを差し込んで繋ぎ合わせるタイプです。
釣りが本格的になるにつれて、この並継式の竿を選ぶ人が多くなります。
並継式のメリット
- 感度が高い: 継ぎ目が最小限で、各パーツがしっかり結合されるため、竿全体の一体感があり、魚のアタリや海底の状況をダイレクトに感じ取ることができます。
- 強度・パワーに優れる: 竿全体に力が分散されやすく、粘り強さがあるため、大型の魚とのやり取りでも安心してファイトできます。
- 竿の曲がりがスムーズ: 継ぎ目が少ない分、竿全体が滑らかに弧を描くため、魚の引きを竿全体で受け止めやすく、バラシを軽減する効果も期待できます。
- 性能の良いものが多い: より高度な技術や素材が使われていることが多く、高次元の性能を発揮します。
並継式のデメリット
- 持ち運びにかさばる: 竿が数本のパーツに分かれているため、振出式に比べて収納時の長さが長くなります。専用のケースが必要になることもあります。
- 準備・片付けに手間がかかる: 複数のパーツを繋ぎ合わせたり、外したりする手間がかかります。また、きちんと繋がっていないとトラブルの原因になることも。
- 価格が高価なものが多い: 高性能な分、振出式に比べて価格が高くなる傾向があります。
並継式が向いている釣り
- ルアーフィッシング全般: シーバス、エギング、アジング、バス釣りなど、感度や操作性が求められる釣り。
- 磯釣り、フカセ釣り: 大物とのやり取りや、繊細なアタリを取る必要がある釣り。
- 本格的な投げ釣り: 遠投性能や大物狙いのパワーが必要な釣り。
- 本格的に釣りを始めたい方。
- 性能や操作性を重視する方。
まとめ:あなたの釣りスタイルで選ぶのが一番!
振出式と並継式、それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが「優れている」というものではありません。
大切なのは、あなたの釣りスタイルや用途に合っているかどうかです。
- 手軽さ、持ち運びやすさ重視なら「振出式」
- 本格的に釣りをしたい、感度やパワー重視なら「並継式」
まずは、どのような釣りをしてみたいのか、どこで釣りをしたいのかをイメージしてみてください。
そして、今回解説した情報を参考に、あなたにぴったりの一本を見つけて、ぜひ楽しいフィッシングライフを送ってくださいね!


