【初心者向け】薬・医薬品・医薬部外品の違いを徹底解説|実は知らない「薬」の正体

【初心者向け】薬・医薬品・医薬部外品の違いを徹底解説|実は知らない「薬」の正体

私たちが普段から何気なく使っている「薬」という言葉。
しかし、ドラッグストアに行くと「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」など、さまざまな表示があり、違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、「薬ってそもそも何?」「医薬品と医薬部外品の違いって?」という疑問に、初心者でもスッキリわかるように解説します。
正しい知識を持てば、商品選びにも自信が持てるようになりますよ!


■ 1. 「薬」という言葉の正体

まず最初におさえておきたいのは、「薬」という言葉は法律的な分類ではないということです。

私たちが日常的に「薬」と呼んでいるものは、実は以下のように大きく分けて3つの分類に該当します。

  • 医薬品(第1類~第3類、処方薬など)

  • 医薬部外品(いわゆる準薬)

  • 化粧品(美化・保湿目的など)

つまり、「薬」とはこれらを総称した一般的な言い回しであり、専門的には「医薬品」や「医薬部外品」といった言い方がされます。


■ 2. 医薬品とは?【病気を治すための正式な“薬”】

● 医薬品の特徴

医薬品は、病気の予防・治療・診断の目的で使用されるもの。
そのため、効能や成分、用法用量などが厳しく定められており、厚生労働省の厳正な審査と承認を受けたものだけが「医薬品」として認められます。

● 医薬品の分類

医薬品は、さらに以下のように分類されます。

種類 特徴
処方医薬品 医師の処方箋がないと手に入らない薬。例:抗生物質など
一般用医薬品 ドラッグストア等で購入可能。副作用リスクにより第1〜第3類に分類
要指導医薬品 近年登場した新しい薬。薬剤師の対面説明が必要

● 医薬品の例

  • 頭痛薬(イブ、ロキソニンなど)

  • 抗生物質

  • インフルエンザ治療薬

  • アレルギー用の内服薬・点鼻薬

  • 胃腸薬、便秘薬、鎮痛剤など


■ 3. 医薬部外品とは?【薬と化粧品の中間】

● 医薬部外品の特徴

医薬部外品は、「軽度な予防や衛生効果」を目的としており、治療を目的とするものではありません
しかし、人体へのある程度の作用が期待できる成分が含まれており、こちらも厚生労働省の承認が必要です。

医薬品ほど強い作用はないものの、一定の効果が認められた成分が配合されており、“準薬”とも呼ばれることがあります

● 医薬部外品の例

  • 薬用ハンドソープ(殺菌成分あり)

  • 育毛剤(発毛促進効果)

  • 薬用歯みがき粉(虫歯予防)

  • 薬用化粧水(ニキビ予防など)

  • 制汗剤・デオドラントスプレー(抗菌成分)


■ 4. 化粧品とは?【美化・清潔を目的とした製品】

● 化粧品の特徴

化粧品は、清潔に保ち、美しく見せるために使用するものです。
「香りをつける」「うるおいを与える」など、体への作用は非常に穏やかで副作用の心配が少ないのが特徴です。

化粧品は厚生労働省に「届け出」は必要ですが、「承認」までは求められません。

● 化粧品の例

  • 化粧水・乳液

  • シャンプー・リンス

  • ボディソープ

  • 香水・口紅

  • 日焼け止め(SPFのみ表示)


■ 5. 表で一発比較!違いをまとめよう

区分 主な目的 作用の強さ 厚労省の手続き 具体例
医薬品 病気の治療・予防 強い 厳しい審査・承認あり 処方薬、風邪薬、解熱剤など
医薬部外品 衛生・予防 中程度 承認あり 薬用歯みがき、育毛剤、制汗剤
化粧品 清潔・美化 弱い 届け出のみ シャンプー、化粧水、香水

■ 6. 「医薬部外品だから効かない」は誤解!

「医薬部外品は効かない」という誤解もありますが、これは正しくありません。
医薬品ほどの強い効果ではないだけで、一定の効果(たとえば殺菌・消臭・発毛促進など)は認められています

ただし、即効性や治療効果を期待するなら医薬品の選択が必要です。


■ 7. 購入時のポイント

● 医薬品を買うとき

  • 副作用や服用間隔に注意

  • 薬剤師や登録販売者に相談しよう

● 医薬部外品や化粧品を選ぶとき

  • 「薬用」と書いてある=医薬部外品

  • 「自然派」や「オーガニック」は効果を保証するものではない

● 成分表示をチェック!

  • 効果がほしい成分が入っているかどうかを確認

  • 同じようなパッケージでも、分類が異なることがあるため注意


■ 8. まとめ|「薬」の正体を知れば選び方が変わる!

「薬=すべてが治療に効くもの」ではありません。
医薬品・医薬部外品・化粧品、それぞれに役割と効果の違いがあるのです。

商品選びで迷ったときは、まずその商品の分類と目的を確認しましょう。
正しい知識があれば、無駄な買い物や、期待外れな結果を避けられます。

今後はドラッグストアで「薬用〇〇」や「第2類医薬品」といった表示を見るたびに、少し目線が変わるはずです。


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