・「釣りの後の片付けがとにかく面倒くさい」
・「竿とリール、全部洗うの大変だから放置しちゃう」
・「真水ぶっかけるだけじゃ意味ない?」
そんな釣り人の“本音”に応えるべく、今回は釣行後の最低限のメンテナンスが、どれだけ効果があるかをAIシミュレーションで検証します。
結論から言えば――
👉 やらないより100倍マシ!
面倒でも「真水ぶっかけ→乾燥」だけはやるべき理由を詳しく解説します。
1. 釣行後の放置は“腐食の始まり”!
海釣りを終えた道具には、見えないほどの塩分がびっしりと付着しています。
この塩分が空気中の水分を呼び込み、金属部品を電気化学的に腐食=サビさせるのです。
放置した場合の経過(AIシミュレーション)
| 経過日数 | リールの状態(放置) | ロッドガイドの状態 |
|---|---|---|
| 1日目 | 外見は無傷 | 塩が白く浮く |
| 3日目 | ベアリングがやや重くなる | ガイドの内側に錆が点在 |
| 7日目 | 回転音が大きくなる | ガイド接着部に赤錆 |
| 14日目 | 巻き取りに違和感 | 錆びによる剥離開始 |
| 30日目 | 内部腐食で故障のリスク高 | ガイド交換レベルの劣化 |
2. 真水をぶっかけて乾燥させるだけでもここまで違う!
では、「面倒くさいからバケツの真水ぶっかけて陰干しするだけ」の人はどうなるか?
最低限洗浄の経過(AIシミュレーション)
| 経過日数 | リールの状態(真水洗浄) | ロッドガイドの状態 |
|---|---|---|
| 1日目 | 塩分が流される | ほぼ無害 |
| 3日目 | 軽い水分残留だがサビなし | 錆の兆候なし |
| 7日目 | 若干ザラつく部分あり | 内部にサビなし |
| 14日目 | 使用に支障なし | 軽く拭き取れば復活 |
| 30日目 | 注油すれば快適な操作感を維持 | ガイドも問題なし |
👉 「何もしない」 vs 「真水ぶっかけただけ」では、耐久性に圧倒的な差!
3. サビや腐食を防ぐ理由は「塩分を残さないこと」
塩分はとても厄介で、乾いても再び空気中の湿気を吸って金属を腐食させます。
真水をかけるだけでも、この塩を流すという意味で効果は絶大。
「完璧に分解洗浄しなければ意味がない」というのは極論です。
道具の寿命を2〜3倍に延ばすには、“塩を取る”という目的を意識するだけで十分です。
4. メンテが面倒な人へ:3分でできる「超簡易メンテ手順」
以下、真水ぶっかけ派でも最低限守ると効果があるルールです。
-
竿とリールにバシャバシャ真水をかける
→ 蛇口の流水、ホースのシャワーでも可。バケツに浸けてもOK。 -
水を切って陰干し(直射日光NG)
→ タオルで軽く水を拭くだけでも違う。 -
リールだけは1滴でいいから注油
→ スプール下やハンドル根元だけでOK。
5. それでも放置したい人へ:放置の代償とは?
・ベアリング交換:1個500〜1000円 × 数個
・リール修理:5000円〜(メーカー送付)
・ガイド交換:1個1000〜3000円(工賃別)
・最悪、リール買い替え:1万円以上
👉 「3分の水洗い」を怠った結果、数千〜数万円の出費に。
まとめ:真水ぶっかけでも絶対に意味がある!
釣行後の道具メンテは面倒。
でも、やるかやらないかで道具の寿命は天と地ほど変わる。
真水でバシャっと洗うだけでも、
・塩分除去
・錆予防
・操作感維持
といった大きな効果があります。
「完璧にできなくても、最低限やっておく」
それだけで、あなたの釣具は長く活躍してくれます。


