赤ムロアジ刺身。1P598円。久しぶり振り食べました。

【赤ムロアジ完全解説】釣り人垂涎!特徴・旬・食味・釣り方まとめ

・赤ムロアジってどんな魚?
・普通のムロアジやアジとどう違う?
・食べたら驚きのうまさ!実は“高級魚”

そんな疑問にお応えするべく、今回は赤ムロアジの特徴・釣り方・食味の魅力を徹底解説します。
釣り人も料理人も要チェックの1本です。


■ 赤ムロアジとは?基本情報

・標準和名:ムロアジ
・地方名:赤ムロ、アカアジ、ムロ、ムロツ、赤室(沖縄)など
・分類:スズキ目アジ科
・体長:最大30cm前後(通常20〜25cm)
・生息地:南日本の沿岸、伊豆諸島、奄美〜沖縄、小笠原など

赤ムロアジは、アジ科の魚の中でも特に南の海に多く生息する種類で、体全体が赤みがかった色合いをしているのが最大の特徴です。
通常のムロアジ(通称:青ムロ)と比べて、体色が赤銅色〜ピンクがかった赤色なのが見た目ですぐ分かります。


■ 赤ムロアジの特徴とは?

・赤い体色が最大の識別ポイント

赤ムロアジはその名の通り、赤みを帯びた体色をしており、特に背中やエラの部分が赤く光ります。
このため、釣り上げた瞬間でも青ムロアジとの判別が簡単です。

・体高がやや厚く、身が丸みを帯びている

一般的なムロアジよりも体高があり、身の厚みがしっかりしているため、刺身や干物にしてもボリューム感があります。

・小さいうちは群れで泳ぎ、大型は単独や小群で回遊

赤ムロアジは回遊性があり、小型のうちは大群で行動し、成長とともに群れが小さくなっていく傾向があります。


■ 赤ムロアジの旬はいつ?

・一般的に**夏〜初秋(7月〜10月)**が旬
・伊豆諸島や奄美諸島などでは、夏から秋にかけて脂が乗る

特に伊豆諸島(八丈島など)では、赤ムロアジの旬は8〜9月とされており、地元では「赤ムロの季節がきた」と喜ばれています。


■ 赤ムロアジの釣り方

◎ ターゲットとされる代表的な釣り場

  • 伊豆諸島(神津島・三宅島・八丈島など)

  • 奄美大島

  • 沖縄本島周辺

  • 紀伊半島南部(潮通しの良い沖磯など)

◎ 釣り方の一例

サビキ釣り(ムロサビキ)
 → 船釣りでアジングライトタックルやムロサビキを使用
 → コマセを撒くと、群れで一気にヒットすることも

カゴ釣りや泳がせ釣りのエサとしても優秀
 → 小型の赤ムロはカンパチ・ヒラマサ釣りの活きエサに使われるほど、強くて元気!


■ 赤ムロアジの食味は?驚きの美味しさ!

赤ムロアジは、見た目だけでなく味も絶品

◎ 特徴的な食味のポイント

  • 脂が非常に乗っており、濃厚で甘みのある味わい

  • 青魚特有の臭みが少なく、上品な旨味

  • 身がしっかりしていて刺身でもプリプリ感がある

特に釣ってすぐに締め、冷やして持ち帰れば、刺身・寿司ネタとして極上の一品になります。


■ 赤ムロアジおすすめの食べ方ベスト5

ランク 料理名 特徴
1位 刺身 弾力と脂の甘みが極上。釣りたてをぜひ!
2位 なめろう 味噌との相性抜群。薬味をたっぷりと
3位 塩焼き 皮目が香ばしく脂もしたたる
4位 一夜干し 伊豆や八丈島で定番。旨味が凝縮される
5位 フライ 衣サクサク、身はふっくら。子どもにも人気

■ 青ムロアジとの違いは?

特徴 赤ムロアジ 青ムロアジ
体色 赤みが強い 青〜緑系の光沢
食味 脂が多くうま味濃厚 やや淡白でさっぱり系
主な産地 伊豆諸島・沖縄 伊豆半島〜太平洋沿岸全般
価格 高め(高級魚扱い) 比較的安価

赤ムロアジは、青ムロよりも脂の乗りが良く、希少価値が高いため高級魚扱いされることも多いです。


■ 赤ムロアジの保存方法と注意点

・脂が多いため、鮮度が落ちやすい
・釣れたらすぐに血抜き・冷却(海水氷が理想)
・3枚おろし後は空気を遮断して冷蔵・冷凍を

また、常温放置や真水での冷却はNG
せっかくの脂が抜け、身がパサつくので注意。


■ まとめ:赤ムロアジは“知る人ぞ知る”絶品高級魚!

赤ムロアジは、見た目の美しさ、脂のノリ、調理のしやすさ、釣りの楽しさを兼ね備えた最高のターゲット
とくに夏〜秋にかけては、釣りたてを自分で締め、刺身で味わうのが醍醐味です。

普段あまり見かけない魚種ですが、一度食べれば忘れられない味

伊豆諸島や紀南・沖縄方面への釣行時には、ぜひ赤ムロアジ狙いで出かけてみてはいかがでしょうか。

赤ムロアジ刺身。1P598円。庇身振り食べました。釣太郎

 

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