釣り場に到着してまずやることといえば…
そう、「ピトン打ち」ですね。
磯釣りや堤防釣りでは、竿受け用にピトン(金属製の杭)を岩やコンクリートに打ち込むのが定番です。
でも、こんな声を聞いたことはありませんか?
「朝イチでピトンを打つと、その音で魚が散る」
「ガンガン叩くと魚がビビって逃げるらしい…」
果たしてこれは本当なのでしょうか?
今回は、ピトン音と魚の行動について、実際の釣り場の声と魚の習性から検証してみましょう!
■ そもそも魚は音に敏感?
結論からいうと、魚は音に敏感です。
特に水中で響く「振動」にはかなり敏感に反応します。
魚の体には「側線(そくせん)」と呼ばれる感覚器官があり、
水中のわずかな振動や流れの変化をキャッチしています。
そのため、岩に金属を打ち込む「カーン、カーン!」という音や振動は、
確実に水中にも伝わっていると考えてよいでしょう。
■ では、本当に魚は逃げるのか?
ここがポイント。
・確かに一時的には警戒して散る可能性はある
・でも数分~数十分後には戻ってくるケースがほとんど
とくに朝マヅメ(夜明け直後)の活性が高い時間帯では、
魚の食欲が勝って戻ってくることが多いのです。
青物やグレ、チヌなどの回遊性の魚はとくに気にせず回ってくることも多いので、
「ピトンを打ったからその日はボウズだった…」ということにはなりにくいのが現実です。
■ ベテラン釣り師の工夫
ただし、ベテランほど音には気を使っています。
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ピトン打ちは朝マヅメ前(暗いうち)に静かに済ませておく
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なるべく音を抑えて軽めに打ち込む
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どうしても朝になってからなら、他の釣り人の距離をとって打つ
このような**“魚を驚かせない工夫”**は、釣果を上げるための配慮として大切です。
■ まとめ:魚は逃げるけど、また戻ってくる!
【結論】
・朝イチのピトン音で魚が一時的に散る可能性はある
・ただし時間が経てば戻ってくるので心配しすぎなくてOK
・静かに準備するほど、チャンスを逃さない可能性もUP!
■ おすすめワンポイント!
もし可能なら、ピトンの代わりに三脚型の竿受けを使うのもアリです。
音を出さずにセットできるため、気になる方にはおすすめ。
「音を出さない工夫」も、立派なテクニックのひとつですよ!
朝の静かな海で、そっと竿を構える。
その一瞬の静けさが、最高の一匹につながるかもしれません。
静かに始めて、じっくり釣りを楽しみましょう!


