釣りは楽しいレジャーですが、魚の骨による思わぬケガや事故が意外と多いのをご存知でしょうか?
釣った魚を掴んだ瞬間、捌いている途中、あるいは食べている時に起こる「骨トラブル」。
本記事では、釣り人が現場で役立つ「魚の骨の危険ポイント」を徹底的に解説します。
安全に釣りを楽しむための知識を、ぜひ身につけてください。
魚の骨の主な危険ポイントとは?
魚の骨によるケガは、大きく以下の3パターンに分けられます。
| 危険パターン | 主な場面 | 具体例 |
|---|---|---|
| ① 骨が刺さる | 釣り・捌き・素手での取り扱い | ヒレ骨・エラ骨・鋭利な背骨 |
| ② 骨が口内・喉に刺さる | 食事中 | 小骨の誤飲 |
| ③ 骨で手を切る | 調理中 | 硬い頭骨・背骨をカット中 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① ヒレ骨・エラ骨・背骨の刺さり事故
背ビレ・腹ビレの棘条(きょくじょう)
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多くの魚に存在する「とげ状の硬い骨」
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アジ・カサゴ・アイナメ・ハタ類などは特に鋭い
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刺さると出血・炎症・化膿するケースも
👉 注意ポイント
釣り上げた瞬間は暴れて危険。タオルやフィッシュグリップで掴むのが基本。
エラ蓋(えらぶた)周辺の鋭利な骨
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マダイ・クロダイなどはエラ蓋が鋭い
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素手で持つと指をスパッと切る危険あり
👉 注意ポイント
エラ蓋を掴むなら、手袋着用がおすすめ。
尾骨・背骨の切断面
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捌いた後の骨は切断面が鋭利
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廃棄時に袋を突き破って手に刺さる事例も
👉 注意ポイント
ゴミ処理時は厚手の袋に二重梱包が安心。
② 小骨の誤飲事故
特に子ども・高齢者に多いのが「小骨の誤飲」です。
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イワシ・サンマ・アユ・サバなどは小骨が密集
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小さくても喉・食道に刺さると危険
👉 注意ポイント
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骨切り加工済みの切り身を利用
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よく噛む・丸呑みしない習慣
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食事中の会話や笑いにも注意
重症化すると、耳鼻科・消化器内科での摘出処置が必要になります。
③ 調理中の切創事故
捌き慣れている人でも油断しがちなのが包丁の滑りによる骨での切創。
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頭骨・脊椎骨は非常に硬い
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出刃包丁が滑って骨の切断面で手を傷つける事例多数
👉 注意ポイント
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滑り止め付きまな板を使用
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骨を割るときは包丁でなく専用の骨切りバサミ
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怪我防止に手袋着用も有効
【番外編】毒魚の骨はさらに要注意!
一部の魚は骨そのものに毒針を持っています。
刺毒魚は刺さると非常に危険です。
| 魚種 | 危険部位 | 症状例 |
|---|---|---|
| ゴンズイ | 背ビレ・胸ビレの骨 | 激痛・腫れ・しびれ |
| アイゴ | 背ビレ・腹ビレの骨 | 強烈な痛み |
| オニカサゴ | 背ビレ骨 | 壊死リスクも |
| ハオコゼ | 背ビレ骨 | 重症化例あり |
👉 毒魚対策
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素手で絶対に触らない
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釣り上げたら専用バサミで処理
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刺されたら即座に温水で応急処置し病院へ
安全に釣りを楽しむために
釣りは自然が相手。
**「骨によるケガは意外と多い」**ことを常に意識しましょう。
✅ フィッシュグリップを活用
✅ 厚手の耐切創手袋を携帯
✅ 毒魚の見分け方を学ぶ
✅ 子どもには細かい魚の骨は注意して与える
これだけで事故の大半は防げます。
まとめ
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魚の骨は意外な危険が多い
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ヒレ骨・エラ骨・小骨・毒骨に注意
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釣り人・料理人は常に慎重な扱いが大切
知識を持って安全に釣りを楽しめば、最高の海の恵みを満喫できます。


