~アオリイカの産卵期こそ“浮かせて釣る”のがベスト~
春~初夏のアオリイカシーズン。
水温が18℃を超える頃になると、産卵を意識した大型個体が岸近くに寄ってきます。
特に**藻場(モバ)**と呼ばれる海藻の多いエリアには、卵塊も多く、大型アオリイカの一級ポイントとされています。
しかし、その一方で多くの釣り人が悩むのが…
「海藻が邪魔でヤエンやエギングが成立しない!」
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・ヤエンが海藻に引っかかる
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・エギをキャストしてもすぐ海藻に絡む
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・寄せてくる途中でアジごと海藻に潜られる
そんな“藻場あるある”に頭を抱える人も多いのではないでしょうか?
特に産卵期のアオリイカは、藻場の中でじっとしていたり、抱卵行動に集中しているため、通常の釣法ではアプローチが難しいのが現実です。
解決策は「ウキ釣り」一択!
海藻が多い場面で最も効果的な釣法、それがウキ仕掛けを使ったアオリイカ釣りです。
✅ なぜウキ釣りが有効なのか?
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・タナ(水深)を調整できるため、海藻の上を通せる
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・仕掛けが底に触れないので、海藻に絡みにくい
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・イカが浮いてきたときに反応しやすく、視認性も高い
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・「流す」「止める」の操作で、藻の隙間に自然にアジを漂わせられる
つまり、“藻の上を釣る”という発想の転換が、産卵場のアオリイカを攻略するカギとなるのです。
ウキ釣りが活きる具体例
実際のシチュエーションで見てみましょう。
▼ケース1:岸から5~10m先がびっしり藻場
→ 水深2~3mにタナを合わせ、アジを藻の上に浮かせて誘導。
▼ケース2:潮が緩く、藻の隙間が点在
→ ゆっくり流れるようにウキを操作し、アジを隙間に漂わせることで自然誘い。
▼ケース3:藻場にイカの追尾は見えるが、乗らない
→ アジのタナを30cm単位で変えて反応を見る。 活アジの“弱り加減”が誘いになることも。
ウキ釣りで注意すべき3つのポイント
① タナ設定が命
→ 海藻の高さに合わせてギリギリかすらない深さが理想です。目安は海底から50cm上。
② ウキの流しすぎに注意
→ 長く流しすぎると、潮でラインが引っ張られアジが不自然に泳ぎすぎて逆効果。ラインメンディングが大切。
③ アジの元気度を調整
→ 暴れすぎるアジは藻に突っ込みやすく、イカが乗りにくい。程よく弱らせたアジが効果的です。
ウキ釣りを活かすべき状況とは?
| 状況 | ウキ釣り適性 |
|---|---|
| 海藻が密集している | ◎ ベスト条件 |
| 藻と藻の間に潮が通る | ◎ 流し釣りが活きる |
| 潮が緩やか | ○ 操作しやすい |
| 潮が速い・風が強い | △ ウキ流れすぎに注意 |
まとめ|“海藻が邪魔”はチャンスに変えられる
・アオリイカは海藻に産卵するため、藻場は絶好の釣りポイント。
・しかし藻に引っかかる釣法では攻略が難しい。
・ウキ釣りなら、海藻を回避しながら自然にアジを漂わせられる。
・特にタナ調整とライン操作を駆使すれば、イカの捕食スイッチを刺激できる。
「藻が多いから釣りにくい」ではなく、
「藻が多いからこそ、狙う価値がある」
そんな発想でウキ釣りを活用すれば、釣果アップ間違いなし!


