この魚の骨が完全に分解されるまでの過程を考えると、以下のような流れになります。
1. 骨の露出(数日〜数週間)
・死骸が腐敗し、肉や皮が細菌、甲殻類、他の生物によって分解される。
・海中ではエビ、カニ、魚、微生物が食べ、陸上では鳥や昆虫が食べる。
2. 骨の劣化と物理的破壊(数ヶ月〜数年)
・波や潮の流れ、砂との摩擦で徐々に削られ、尖った部分が丸くなる。
・日光や海水の影響でコラーゲンが分解し、骨がもろくなる。
・さらに、バクテリアや菌類がゆっくりと分解を進める。
3. 骨が砂や土に変化する(数十年〜数百年)
・リン酸カルシウム(骨の主成分)が溶け出し、砂や泥と混ざる。
・一部は溶解して水に流れ、一部は鉱物として堆積。
4. 最終的にどんな液体になる?
・リン酸カルシウムが徐々に水中に溶け、リン酸イオン(PO₄³⁻)として拡散。
・一部は海や土壌で植物に吸収され、生態系に循環。
・完全に分解された後は、骨そのものは残らず、栄養分として他の生命に取り込まれる。
完全分解までの期間
・温暖な海や陸上では 数十年程度 でほぼ消失。
・乾燥地や寒冷地なら 100年以上 形を保つこともある。
・化石化するケースでは 数百万年 以上残ることも。
結論
この骨は、おそらく数ヶ月〜数年で細かく砕け、最終的には砂や土の成分に混ざりながら完全になくなる。
最後には海や地表に溶け込んで、別の生物の栄養源として循環していく。


