強風時のアオリイカ釣りは確かに釣り人にとって難しくなりますが、海中のアオリイカそのものには必ずしも大きな影響があるわけではありません。以下に、強風がアオリイカと釣りに与える影響を分けて解説します。
1. 釣り人への影響
強風時の釣りが難しい理由は、主に以下の要因によります:
- キャストの難しさ: 風が強いと、エギや仕掛けを狙った場所に投げるのが難しくなります。
- ラインの操作性: 風でラインが大きく流されるため、エギやヤエンの動きが不自然になり、アタリを感じ取りにくくなります。
- 視界と安全性: 波が高くなり、釣り場が危険になる可能性があるため、釣りに集中しづらい。
2. アオリイカへの影響
活性は基本的に変わりにくい
- 風の影響は水面が中心: 強風は主に水面付近の状況を荒らしますが、アオリイカが活動する中層から深場では、影響が軽減されます。そのため、強風そのものがアオリイカの活性を直接下げるわけではありません。
- 捕食活動は継続: アオリイカは普段から波や流れのある環境に適応しているため、強風が吹いているからといって捕食をやめることはありません。
3. 強風時の注意点
強風でも釣果を上げるためには、以下の点に注意すると良いでしょう:
- 釣り場の選定:
- 風裏となるポイント(堤防や湾内など)を選ぶことで、風の影響を抑える。
- 波が穏やかな場所や水深のあるポイントを狙うと釣りやすい。
- エギングの工夫:
- 重めのエギ(3.5号以上)を使用して、風や波に負けない操作性を確保する。
- ラインが風で流されにくいよう、スピニングリールのドラグ調整やPEラインのテンション管理を徹底する。
- 仕掛けの変更:
- ヤエン釣りの場合: 重りを少し増やすことでアジの泳層を安定させる。
- ウキ釣りの場合: 浮力の強いウキを使い、風や波の影響を受けにくくする。
- 釣り方のポイント:
- アオリイカは波が立つと餌を待ち伏せすることが増えるため、沈下速度の遅いエギや自然なフォールを意識すると効果的です。
4. 強風時のアオリイカ釣りにおける活性の変化
- 活性が上がる場合も: 強風により水中のプランクトンや小魚が動き回り、それを追うアオリイカの捕食活動が活発化することもあります。
- ただし深場に移動する可能性: 波が強い場合、アオリイカはやや深い場所に移動する傾向があります。深場を意識した釣りを行うと釣果が期待できます。
まとめ
強風時、アオリイカの活性そのものはそれほど変わらないことが多いですが、釣り人側が風や波の影響で釣りにくくなるため、工夫が必要です。
釣り場選びや仕掛けの調整を工夫すれば、強風時でも十分にアオリイカを狙うことが可能です。
安全対策をしっかり行った上で挑戦してください!
活アジ、ヤエン、エギ、ウキ釣り仕掛け、現地ならではの品ぞろえをしています。
30日(土)現在、釣太郎みなべ店でアオリイカ展示飼育していますが、大反響を得ています。
スマホで撮影される方多数、歓声が上がるほどの人気ぶり。