海で出会うと、プクッと膨らむ愛嬌たっぷりの姿が魅力的なフグの仲間たちです。
中でもよく似ていると言われるのが、イシガキフグとハリセンボンですよね。
どちらも同じハリセンボン科の魚ですが、実は一目でわかる明確な違いが存在します。
それはズバリ、体の表面にあるトゲの長さと動きです。
ハリセンボンは外敵から身を守るために体を膨らませると、長いトゲがツンツンと鋭く立ち上がります。
一方でイシガキフグのトゲは短く、体を大きく膨らませてもトゲが立ち上がることはありません。
トゲの根元が体に固定されているため、常にペタッと寝た状態になっているのが大きな特徴です。
見た目の印象として、ハリセンボンはトゲトゲのいがぐり、イシガキフグはゴツゴツした岩のような雰囲気を持っています。
どちらの魚もフグ毒(テトロドトキシン)を持たないため、万が一釣り上げてしまっても触る分には安全です。
ただし、甲殻類などを噛み砕くとても頑丈な歯を持っているため、口元には絶対に指を近づけないでください。
釣太郎の近くの海でも、磯や堤防からひょっこりと顔を出すことがあります。
もし釣りや海遊びで見かけた際は、ぜひトゲの様子をじっくりと観察してみてください。

