マアジは代謝が穏やかで、居着き型。長期間かけて大型化。対する マルアジは常に泳ぎ続ける回遊魚。エサを大量に摂取し急成長。

サビキ釣りやアジングで大人気のターゲットといえば、やっぱりアジですよね。

でも、私たちが普段よく釣っているアジには、大きく分けて「マアジ」と「マルアジ」の2種類がいるのをご存知でしょうか。

見た目はそっくりなこの2種類ですが、実はその生き方や成長のスピードには驚くほどの違いが隠されています。

今回は、釣果アップのヒントにもなる、マアジとマルアジの生態と成長スピードの違いについて分かりやすく解説します。

じっくり自分のペースで育つ「マアジ」

黄色っぽい体色が特徴の一般的なマアジ(キアジとも呼ばれます)は、あまり遠くへは移動せず、沿岸の岩礁帯などに定住する「居着き型」のライフスタイルを好みます。

比較的穏やかな代謝を持ち、一ヶ所に留まってエサを待ち伏せしたり、自分のペースで捕食活動を行います。

そのため成長スピードは比較的ゆっくりで、長期間かけてじっくりと大型化していくのが特徴です。

美味しい脂をたっぷりと蓄えながら、南紀の豊かな海で数年かけて立派なサイズへと成長していきます。

爆食いして急成長する「マルアジ」

一方、青みがかった体色とスマートな体型を持つマルアジは、常に大海原を泳ぎ続ける生粋の「回遊魚」です。

泳ぎを止めることなく常に動き回っているため、非常に代謝が高く、とにかく大量のエサを必要とします。

目の前にあるエサをすさまじい勢いで捕食し、その莫大なエネルギーを使って短期間で一気に急成長を遂げます。

マアジが何年もかけて到達するサイズに、マルアジはあっという間に成長してしまうほどの圧倒的なスピードを持っています。

生態を知れば釣果がさらに伸びる

この生態の違いを知っておくと、実際の釣りでも大きな武器になります。

定住してエサをじっくり吟味するマアジには、より自然なエサの動きや繊細な仕掛けが効果的です。

対して、常に泳ぎ回りながら食欲旺盛なマルアジの群れに当たれば、手返し良く仕掛けを投入することで爆釣モードに突入しやすくなります。

今釣れたアジがどちらの種類なのかを見分けることで、その日の海の状況や群れの動きを予測する楽しさも倍増しますよ。

次回の釣行では、ぜひ釣り上げたアジの体型や色を観察して、マアジかマルアジかを見極めてみてください。

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