防波堤で釣りをしていると、カマスの群れが回遊してきてテンションが上がった経験はありませんか。
でもいくらマキエサを撒いても全く見向きもされず、悔しい思いをした方も多いはずです。
今回はカマスがなぜマキエサに無反応なのか、その生態と本当に釣れる攻略法を語り尽くします。
カマスはアミエビを無視する完全な肉食魚です。
サビキ釣りで定番のアミエビを撒けば、アジやイワシは狂ったように集まってきます。
しかしカマスはこれらのおとなしい小魚とは全く違う生き物なのです。
彼らはフィッシュイーターと呼ばれる、生きた小魚だけを捕食する生粋のハンターです。
プランクトンであるアミエビの匂いや濁りには、悲しいほどに何の興味も示しません。
目の前にマキエサの煙幕ができても、カマスの目には単なるゴミか水面の濁りにしか見えていないのです。
鋭い牙が証明するゴリゴリの肉食の生態です。
釣り上げたカマスの口元をよく観察してみてください。
ノコギリのように鋭く尖った牙がズラリと並んでいるのが分かるはずです。
これは逃げ惑う生きた小魚にガッチリと噛みつき、絶対に逃がさないための構造です。
彼らのターゲットはキビナゴやイワシなどの素早く動く生きた獲物だけです。
漂っているだけのマキエサを食べるような、のんびりした歯の形はしていません。
南紀のカマスを狂わせる効果的なアプローチです。
ではマキエサが効かないカマスをどうやって釣ればいいのでしょうか。
答えは簡単で、彼らの狩猟本能を強烈に刺激する動くエサを用意することです。
一番手っ取り早いのは、キラキラと光って小魚を演出できるルアーやジグサビキを早巻きすることです。
エサ釣りであればキビナゴやドジョウなどをテンヤに巻き付け、ロッドでアクションを加えて生きているように見せます。
釣太郎周辺の堤防でもこの動の釣りに切り替えた途端に、カマスが連続ヒットするシーンを何度も目撃してきました。
まとめとしてカマスの本能を理解して勝負しましょう。
カマスがマキエサに反応しないのは、彼らが誇り高きフィッシュイーターだからです。
この生態さえ理解していれば、群れが回遊してきた時のチャンスを確実にモノにできます。
次に海でカマスの姿を見つけたら、マキエサを撒く手をとめて迷わずルアーやキビナゴをキャストしてくださいね。

