磯の王者とも呼ばれる巨大なクエを仕留めるためには、エサ選びが釣果を大きく左右します。
そこで地元のベテラン釣り師たちがこぞって愛用しているのが、通称「メジカ」や「メヂカ」と呼ばれるお魚です。
このメジカの正体は、実はマルソウダというカツオの仲間の仔魚なんですよ。
手のひらに乗るような可愛らしいサイズ感ですが、海の中ではクエを狂わせる恐ろしいほどの集魚力を秘めています。
強烈な匂いでターゲットを誘い出す血合いのパワーが最大の秘密です。
なぜメジカがそこまでクエ釣りの特効エサとして重宝されるのか、その理由は身の質にあります。
マルソウダの仲間は、体を動かすための筋肉である「血合い」が非常に多く含まれているのが特徴です。
この血合いから水中に溶け出す強烈な匂いと強いうまみ成分が、潮に乗って遠くに潜む警戒心の強いクエの鼻先までしっかりと届きます。
視界の悪い夜釣りや濁りの入った海でも、この強烈な匂いのパワーがあれば圧倒的なアピール力を発揮してくれるんです。
釣り人必見ですが生食はヒスタミン中毒の危険があるため要注意です。
これだけ匂いも強くて釣れるメジカですが、人間の食卓に並べる時には細心の注意が必要です。
マルソウダは鮮度が落ちるのが非常に早く、生で食べると「ヒスタミン中毒」を引き起こすリスクがとても高いお魚として知られています。
アレルギーのような激しいじんましんや吐き気、腹痛に襲われることがあるため、釣れたてであってもお刺身などの生食は絶対に避けてくださいね。
どうしても食べる場合は新鮮なうちにしっかりと中まで火を通すか、やはり大物を釣り上げるための最強のエサとして割り切って使うのが一番安全です。
こだわりのエサで夢の巨大クエに挑戦してみませんか。
釣太郎の周辺の海でも、このメジカを針に掛けてじっとアタリを待つ熱い釣り人たちの姿が見られます。
強烈な匂いで寄せて一撃で食わせる、そんなロマンあふれるクエ釣りには欠かせない最高の相棒ですよね。
ぜひ皆様も、メジカの持つ圧倒的なパワーを信じて、一生に一度のモンスター級の獲物を狙ってみてください。

