釣りをしていて。
ウキは流れている。
でも仕掛けが馴染まない。
アタリが出ない。
そんなとき。
「二枚潮やな。」
中級者が口にする言葉です。
今回はこの“二枚潮”を攻略する方法を、南紀の現場目線で解説します。
二枚潮とは何か
二枚潮とは。
表層と底層で流れの向きや速さが違う状態。
例えば。
表は右へ速い。
底は左へゆっくり。
こうなると。
・仕掛けが斜めになる
・コマセと同調しない
・アタリが出にくい
見た目は潮が動いている。
しかし魚にとっては“違和感だらけ”の環境です。
南紀の黒潮接岸時や、潮替わり前後に特に起きやすい現象です。
なぜ釣れにくいのか
二枚潮では。
エサとコマセがズレる。
仕掛けが安定しない。
魚が定位しづらい。
結果。
魚はいても口を使わない。
「潮がいいのに釣れない」
この正体が二枚潮であることは多いです。
攻略法① タナを固定しない
二枚潮では。
いつものタナが通用しません。
まずやるべきことは。
・浅く探る
・深く探る
・中層を刻む
魚が“安定できる層”を探す。
南紀では、底潮が緩いケースが多い。
その場合は底寄りが有利になります。
攻略法② オモリを重くする
仕掛けが浮き上がるなら。
素直に重くする。
軽仕掛けにこだわりすぎると、流れに翻弄されます。
安定させることが優先。
ウキ釣りならガン玉追加。
ルアーならウェイトアップ。
“馴染ませる力”を持たせることが重要です。
攻略法③ 潮目とヨレを探す
二枚潮でも。
必ずどこかに“安定帯”があります。
・潮目
・払い出し
・地形変化
魚は安定する場所に付きます。
南紀の磯では特に。
流れが当たって巻く場所。
ここが狙い目です。
攻略法④ コマセの入れ方を変える
フカセ釣りの場合。
コマセを一点に打つとズレます。
流れを読んで
・上流に多め
・タイミングを分散
同調を意識すること。
二枚潮では“感覚”ではなく“計算”が必要です。
攻略法⑤ 場所を変える勇気
これが一番効きます。
潮が安定していない場所で粘るより。
潮裏。
ワンド。
立ち位置変更。
二枚潮はエリア限定のことも多い。
南紀では磯の向き一つで状況が変わります。
結論
二枚潮は厄介。
しかし。
読めれば差がつく。
入門者は「釣れない」で終わる。
中級者は「なぜ釣れないか」を考える。
上級者は“層と流れ”を読む。
南紀の海は潮で決まる。
二枚潮を攻略できれば。
潮が悪い日でも。
結果は出せます。

