今年の南紀はアオリイカがよく釣れています。
しかし店への持ち込み数を見ると
「思ったより少ない」
と感じることがあります。
実はここに大きな勘違いがあります。
結論から言うと
👉 持ち込み数=実際の釣果ではありません。
現場データから推定すると
実際の釣果は持ち込み数の5〜20倍以上の可能性があります。
この記事では
持ち込み数から見えるリアルな釣果量を分析します。
なぜ持ち込み数は実際より少ないのか
まず前提として
釣った魚やイカを店に持ち込む人は
全体の一部だけです。
理由はシンプルです。
持ち込まない理由
・食べる分だけキープ
・写真だけ撮って帰る
・SNS投稿のみ
・仲間内で分ける
・リリース
・常連は報告しない
・サイズが小さい
・面倒
つまり
持ち込み=氷山の一角です。
持ち込み率から釣果を推定する方法
釣具店運営視点では
来店者の行動は大きく3層に分かれます。
①持ち込みする人
約5〜10%
②釣れたが持ち込まない人
約40〜60%
③釣れていない人
残り
この構造から逆算すると
推定倍率
・最低:5倍
・現実ライン:10倍前後
・好調年:15〜20倍
となります。
南紀の特性で倍率はさらに上がる
南紀は特に持ち込み率が低い地域です。
理由
・遠征組が多い
・帰宅優先
・数釣り文化
・自己完結型釣り人が多い
関西圏から数万人が週末に南紀へ訪れると言われています。
つまり
釣れても報告されない個体が大量に存在します。
今年の当たり年は倍率が跳ね上がる
当たり年は特に
・数が釣れる
・小型も多い
・報告価値が下がる
結果
持ち込み率がさらに低下します。
つまり
・普通の年 → 5〜10倍
・当たり年 → 10〜20倍
になります。
具体的な推定モデル(現場シミュレーション)
例として
店の持ち込み1日20杯の場合
現実の釣果推定
・最低:100杯
・現実:200杯
・爆釣日:400杯以上
という計算になります。
釣果が増えている証拠(全国データ)
アオリイカは全国で年間1500万〜2000万杯釣られていると推定されています。
さらに
・釣り人の捕獲量が漁業量に匹敵する年もある
・沿岸個体数は非常に多い
と報告されています。
つまり
当たり年は局所的に爆発します。
なぜ今年は特に多く感じるのか
今年は
・水温が高い
・黒潮接岸
・ベイト豊富
・居付き個体増加
この条件が揃っています。
海の中が「釣れ続ける状態」です。
釣り人心理も数字を歪める
重要なのがここです。
釣れる年ほど報告が減る
理由
・珍しくない
・サイズが普通
・写真を撮らない
・慣れる
逆に
釣れない年ほど
1杯でも報告が増えます。
まとめ|今年の南紀アオリは何倍釣れている?
結論です。
持ち込み数から推定すると
実際の釣果量
・最低5倍
・通常10倍
・当たり年15〜20倍
つまり
店に10杯来ているなら
海では100〜200杯釣れています。
これが現場のリアルです。
要約
・持ち込みは全体の一部
・南紀は報告率が低い
・当たり年ほど倍率増加
・今年は10〜20倍規模の可能性
今年の南紀アオリは
見えている以上に釣れています。

