日本近海には約50種類以上のフグがいます。
その中で食用になるのはごく一部。
さらに重要なのは
「毒は魚種ではなく部位ごとに違う」
という点です。
この記事では
日本の主要フグ一覧
食べられる部位
毒のある場所
毒の強さ
釣り人が知るべき注意点
を一挙公開します。
フグの毒とは何か(まず知るべき基礎)
フグ毒の正体
フグ毒は
テトロドトキシン(TTX)
特徴
・青酸カリの約1000倍の毒性
・加熱しても消えない
・無味無臭
・解毒剤なし
致死量はわずか1〜2mg。
フグは自分で毒を作っていない
重要ポイント。
フグは毒を「体内で作らない」。
原因は
・毒を持つ細菌
・食べたエサ
・環境
つまり養殖フグは基本無毒です。
日本の主なフグ一覧【食用可否まとめ】
釣り人が遭遇しやすい種類中心。
トラフグ(最高級)
食用:◎
毒:肝・卵巣・腸
皮:食用可(処理必要)
身:安全(免許調理のみ)
毒の強さ:★★★★★(最強クラス)
日本の高級フグ料理の主役。
マフグ(堤防でよく釣れる)
食用:◎
毒:肝・卵巣・皮に強毒
身:条件付き可
毒の強さ:★★★★☆
素人調理は非常に危険。
ショウサイフグ(釣り人気)
食用:◎
毒:肝・卵巣
身:安全(調理資格必要)
毒の強さ:★★★★☆
関東では人気の食用フグ。
ゴマフグ
食用:○
毒:肝・卵巣
身:可
毒の強さ:★★★☆☆
地域により食文化あり。
ヒガンフグ
食用:○
毒:肝・卵巣・皮
毒の強さ:★★★★★
かなり危険な種類。
クサフグ(堤防の常連)
食用:×(一般不可)
毒:全身に強毒
毒の強さ:★★★★★+
釣り人が最も触る危険種。
シロサバフグ(厄介者)
食用:×
毒:全身
毒の強さ:★★☆☆☆
毒は弱めだが食用不可。
ハコフグ(番外)
フグ類ではないが混同される。
食用:基本不可
毒:皮膚毒あり
フグの毒はどこにある?部位別一覧
最も危険
・肝臓(超強毒)
・卵巣
・腸
絶対に食べてはいけない。
種類によって危険
・皮
・血液
専門処理が必要。
基本安全(条件付き)
・筋肉(身)
ただし
免許調理のみ。
よくある誤解
身に毒はない?
→基本は少ないが
完全無毒ではない場合あり。
素人調理は危険。
肝は食べられる?
→日本では完全禁止。
(過去に死亡事故多数)
加熱すれば安全?
→完全な間違い。
毒は消えません。
フグ毒の強さランキング
最強クラス
・トラフグ
・ヒガンフグ
・クサフグ
強毒
・マフグ
・ショウサイフグ
中程度
・ゴマフグ
釣り人が絶対守るべきルール
・釣ったフグは素人調理しない
・肝は絶対に触らない
・子供に触らせない
・歯に注意(噛む)
・持ち帰るなら資格者へ
毎年事故があります。
日本でフグが食べられる理由
日本だけが特殊です。
理由
・国家資格制度
・部位ごとの毒検査
・流通管理
海外ではフグ食禁止の国が多いです。
まとめ
日本のフグは
・種類により毒の強さが違う
・毒は主に肝・卵巣・内臓
・身も完全安全ではない
・加熱では無毒化しない
安全に食べるには
免許調理のみ
釣り人は特に注意が必要です。

