「ボラは臭い」「チヌは食べられない」――そんな声をよく耳にします。
でも、それって本当に“魚種”のせいでしょうか?
実は、臭みの原因は魚そのものではなく、環境や処理方法にあるのです。
今回は、ボラやチヌが「臭い」と言われる理由と、その対策について、科学的にわかりやすく解説します!
■ ボラ・チヌが“臭い”とされる主な原因
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 環境 | 河川や港湾部など、水質が悪い場所に生息していることが多い。泥や生活排水の影響を受けやすい。 |
| 血液 | 血抜きが不十分だと、酸化した血液が臭みの原因に。特に内臓周辺に残ると強烈。 |
| 内臓 | 腸の中に泥や藻、腐敗した有機物が残っていると、強いアンモニア臭や泥臭さが出る。 |
| 処理方法 | 釣った後の処理が遅れると、腐敗が進み臭いが強くなる。特に夏場は要注意。 |
つまり、同じボラやチヌでも、釣れた場所や処理の仕方で“臭さ”は大きく変わるのです。
■ 臭みを抑えるための4つの対策
① 釣り場の選定:水質の良い場所を選ぶ
港湾部や生活排水の多い河川ではなく、外洋に近い磯場や潮通しの良い場所で釣れた個体は、臭みが少ない傾向があります。
② 血抜きの徹底:釣ったらすぐに処理
釣り上げたらすぐにエラを切って血抜き。30分以内の処理で臭いの元を約40%カットできます。
③ 内臓処理は早めに
持ち帰る前に内臓を抜いておくと、臭みの発生を大幅に抑えられます。特にボラは腸の内容物が臭いの原因になりやすいので要注意。
④ 海水氷&塩締めで仕上げ
真水ではなく海水氷で冷却し、帰宅後に塩締めすることで、臭いをさらに50%以上軽減できます。
■ 実際は「美味しい魚」だった!
処理をしっかり行えば、ボラは白身でクセがなく、刺身やフライに最適。
チヌも、塩焼きや煮付けにすると旨味が引き立ち、上品な味わいになります。
釣太郎では、魚の処理方法や海水氷の使い方を紹介するPOPや動画もご用意しています。
「臭いから捨てる」なんてもったいない!
正しい知識で、美味しくいただきましょう。
■ まとめ:臭いの原因は“魚種”ではなく“処理”だった!
- ボラ・チヌが臭いのは、環境・血・内臓・処理の問題
- 正しい処理をすれば、臭みは最大95%軽減可能!
- 「臭い魚」から「旨い魚」へ――知識とひと手間が味を変える!

