海や港でボラを見ると、
口をパクパクしながら泳いでいます。
「あれは何をしているの?」
「苦しそう?」
「水飲んでる?」
実はこれ、
**ボラ特有の食事方法=濾過摂食(ろかせっしょく)**です。
今回はボラの口パクの正体を
科学的に分かりやすく解説します。
結論|ボラは水をろ過してエサを食べている
ボラが口をパクパクする理由。
それは
水ごとエサを吸い込み
エサだけを取り出すためです。
ボラは
・プランクトン
・有機物
・泥の中の栄養
・藻類
を食べています。
つまり
「水を吸って濾す」魚です。
ボラの食事方法は超特殊「濾過摂食」
濾過摂食とは
水を飲み込み
エラでエサだけをこす仕組みです。
イメージは
・掃除機
・水のフィルター
・金魚の口パク
に近いです。
食事の流れ
① 口を開けて海水を吸う
② エラでエサをろ過
③ 水だけ排出
④ 栄養だけ吸収
だから常に口を動かしています。
止めると食べられません。
なぜボラはこんな食べ方なのか
理由は3つあります。
①エサが小さすぎるから
ボラの主食は
・プランクトン
・微生物
・泥中有機物
肉眼で見えないレベルです。
普通の魚のように
「追いかけて食べる」ができません。
②効率よく栄養を取れる
港や河口には栄養が豊富です。
ボラは
・泳ぎながら
・常に食べられる
超効率的な生存戦略です。
③海の掃除屋としての役割
ボラは
・海底の有機物
・汚れた栄養
・藻類
を食べます。
海を浄化する魚とも言われます。
口パクが激しい場所=エサが豊富
釣り人に重要な知識です。
ボラが口を頻繁に動かす場所は
・栄養豊富
・微生物が多い
・水質変化あり
つまり
海の状態が分かるサインです。
ボラが口を閉じている時は何してる?
休憩ではありません。
・移動中
・警戒時
・水質が悪い
・エサが少ない
活動状態で変わります。
「苦しそう」に見えるのはなぜ?
ボラは呼吸も口で行います。
さらに
・エラが大きい
・口の動きが目立つ
ため苦しそうに見えます。
しかし正常行動です。
他の魚との違い
普通の魚
・エサを追う
・一口で食べる
ボラ
・水ごと吸う
・ろ過して食べる
生態が全く違います。
釣り人にとっての意味
ボラがいる=海が悪いとは限りません。
むしろ
・栄養豊富な海
・ベイトが多い海
・大型魚が来る可能性
の指標になることもあります。
まとめ
ボラが口をパクパクする理由は
・水を吸ってエサをろ過するため
・濾過摂食という特殊な食事方法
・海の掃除屋としての役割
苦しんでいるわけではなく
生きるための最強システムです。
釣り場で見かけたら
海の状態を読むヒントになります。

