アオリイカのサイズ説明をするとき、
「コインくらい」
「コロッケサイズ」
「トンカツ級」
という表現をよく使います。
ですが実際に
・重さは何gなのか
・孵化してから何ヶ月なのか
まで知っている人は少ないです。
今回は釣り現場の実測値と成長データから、
サイズ感・重量・月齢を完全解説します。
アオリイカ・コイン・コロッケ・トンカツのサイズ比較一覧
まずは一発で分かる表です。
サイズ目安表
コインサイズ(新子)
・重量:20~50g
・胴長:5~8cm
・孵化後:1~2ヶ月
コロッケサイズ
・重量:150~300g
・胴長:12~18cm
・孵化後:3~4ヶ月
トンカツサイズ
・重量:700~1200g
・胴長:25~35cm
・孵化後:6~9ヶ月
参考比較物の重量
・100円玉:約4.8g
・コロッケ:約80~120g
・トンカツ:約250~400g
つまりアオリイカは
見た目より圧倒的に重い生き物です。
コインサイズのアオリイカ(孵化1~2ヶ月)
重量
20~50g程度。
特徴
・完全な赤ちゃんサイズ
・透明感が強い
・警戒心が低い
・秋によく見かける
この時期は体のほとんどが水分です。
身は柔らかく食味はまだ弱いです。
成長速度の秘密
アオリイカは
1日0.5~1%体重が増えることもあります。
魚より遥かに成長が速い生物です。
コロッケサイズ(孵化3~4ヶ月)
重量
150~300g。
釣太郎に持ち込まれる秋~初冬の主力サイズです。
特徴
・最も数が釣れるサイズ
・エギに激しく反応する
・群れで行動
・身に甘みが出始める
この時期は捕食能力が爆発的に上がります。
小魚・エビを大量に食べて急成長します。
なぜ一気に大きくなる?
アオリイカは
・骨がない
・エネルギー効率が良い
・筋肉成長が速い
ため短期間でサイズが跳ね上がります。
トンカツサイズ(孵化6~9ヶ月)
重量
700g~1.2kg。
春イカ手前のサイズです。
特徴
・単独行動が増える
・警戒心が非常に強い
・釣るのが難しい
・身の甘さが最大級
このサイズになると完全に大人です。
春の2kgオーバーは
さらに数ヶ月成長した個体になります。
なぜアオリイカはここまで成長が速いのか
理由は3つです。
①寿命が短い
寿命は約1年。
だから一気に成長する必要があります。
②代謝が高い
常に泳ぎ、常に食べる。
燃費が悪い代わりに成長が速い。
③軟体動物の特性
骨がないため
エネルギーを成長に全振りできます。
魚とは全く別の成長システムです。
釣り人向けサイズ判断のコツ
現場ではこう覚えると簡単です。
・100円玉くらい → 赤ちゃん
・コロッケ → 秋の主力
・トンカツ → 大人一歩手前
・2kg以上 → 完全な親
この感覚だけでサイズ推定できます。
まとめ
アオリイカのサイズ感は
食べ物で例えると分かりやすくなります。
・コインサイズ → 20~50g(1~2ヶ月)
・コロッケサイズ → 150~300g(3~4ヶ月)
・トンカツサイズ → 700~1200g(6~9ヶ月)
たった数ヶ月でここまで成長するのが
アオリイカの最大の特徴です。
釣り場でサイズを見るだけで
年齢まで推測できるようになります。

