釣り場で食べるご飯って、なんであんなに美味いんでしょうか。
コンビニのおにぎり、冷めた弁当、そしてこの「黒豚入りあらびきソーセージ」。
1本たったの110円。 釣太郎のレジ横で、ひっそりと出番を待っています。
これ、正直に言わせてください。 リビングでテレビを見ながら食べても、ただの魚肉と肉の合いの子です。
「あれ?こんな味気なかったっけ?」 そう思うのが関の山でしょう。
なんなら、ちょっとパサついて感じるかもしれません。
でも、ひとたび海へ持っていくと、評価が180度ひっくり返ります。
潮風を浴びながら、少し魚臭くなった手でオレンジのフィルムを剥く。
海を見ながら、ガブリといく。 「……美味っ!!」
黒コショウのピリッとした刺激が、釣りに集中して疲れた脳みそにガツンと来ます。
宮崎産黒豚の脂の甘みが、乾いた喉に染み渡る。
家で食べた時のあの「物足りなさ」はどこへやら。
もはや高級フランクフルトにも負けない、極上のメインディッシュに早変わりです。
これが「ロケーションという名の最強の調味料」ってやつなんでしょうね。
機能面でも、釣り人にとって最強です。
片手でサッと食べられるから、大事な時合い(魚が釣れるタイミング)を逃しません。
ウキから目を離さずに、空腹を満たせる。
ゴミも小さくまとまって、かさばらない。
そして何より、110円という駄菓子感覚の安さ。
騙されたと思って、次回の釣行のお供に一本、ポケットに忍ばせてみてください。
ただし、約束してください。 絶対に家では食べないこと。
あくまで「現場専用」の魔法のアイテムですから。

