「クーラーボックスに氷を入れるスペースがないから、魚が入らない!」
なんて贅沢な悩みを抱えたことはありますか? 釣り初心者の方から一番多く受ける質問、
それが「氷の量」です。
少なすぎれば魚が腐る。
多すぎれば重いし、魚が入らない。
特に今年の2月のように、冬とは思えない暖かさの日には、このバランスが非常に重要になります。
今回は、クーラーボックスのサイズ別に、迷わずに済む「氷の目安量」をズバリ解説します。
大前提:「空間」は鮮度の大敵である
まず、量を覚える前に知っておいてほしいことがあります。
クーラーボックスの中にある「空気」は、保冷力を下げる一番の原因です。
空気が多い(スカスカ)状態だと、せっかくの氷があっという間に溶けてしまいます。
理想は「魚と氷で中身が満タン」の状態。 もし魚が釣れなくても、空いたスペースを埋めるくらいの氷を持っていくのが、実は一番効率が良いのです。
「大漁だったら氷を捨ててスペースを作る」 これくらいの強気のスタンスが、美味しい魚を持ち帰るコツですよ。
【容量別】おすすめ氷量早見表
では、具体的なサイズごとの目安を見ていきましょう。 今の時期(春~初夏くらいの気温)を想定しています。
■10Lクラス(アジ・メバル・ハゼなど)
【目安:板氷1枚(約1.7kg)またはペットボトル氷(500ml)×3本】
ランガン(移動を繰り返す釣り)や、ちょい投げで使う小型サイズですね。
容量が小さい分、外気の影響を受けやすいのが弱点。
底一面に「板氷」を敷き詰めるのがベストです。
もしペットボトル氷を使うなら、隙間ができないように3本ほど入れて、底を埋め尽くしてください。
魚が釣れたら、その氷の上に並べていくイメージです。
■20Lクラス(サビキ釣り・波止釣り全般)
【目安:板氷1枚 + 砕き氷(合計3kg程度)】
ファミリーフィッシングで一番出番が多いサイズです。
おすすめは「ハイブリッド方式」。
底持ちの良い「板氷」を下に敷き、その上から魚を冷やすための「砕き氷(ロックアイスやバラ氷)」を入れます。
お弁当や飲み物を一緒に入れることも多いサイズですが、食材の常温も氷を溶かす原因になります。
スーパーの氷1袋(1kg)では、今の時期は夕方まで持ちません。 最低でも3kg分は用意しましょう。
■30Lクラス(フカセ釣り・船釣り・海上釣堀)
【目安:角氷(貫目氷)4kg~5kg以上】
半日以上じっくり腰を据えて釣る場合や、中型魚を狙うサイズです。
ここからは、コンビニの氷では太刀打ちできません。
釣太郎でも販売しているような、釣り専用の「角氷(4kgサイズ)」をドカンと入れましょう。
このクラスになると箱の中が広いので、氷が少ないと保冷力がガタ落ちします。
「容積の2割~3割は氷」と考えてください。 重いですが、鮮度には代えられません。
釣太郎流:迷ったら「多め」が正義
「帰りに重いのは嫌だなぁ」 その気持ちは分かりますが、氷はケチるとろくなことがありません。
特に釣太郎のある南紀地方は、日差しも強く、気温も高めです。
もし氷が余ったら、帰りに濡らしたタオルを冷やして顔を拭くのも最高ですよ。
釣太郎では、溶けにくいガッチリ締まった氷を常時用意しています。
出船前、釣り場へ向かう前に、ぜひお立ち寄りください。
氷満タンのクーラーボックスを持って、春の海へ繰り出しましょう!

