グレの「ブルーアイ」って何?
基本をおさらい
- 主に口太グレ(メジナ)や尾長グレ(クロメジナ)、**オキナメジナ(ウシグレ)**などのメジナ科の魚でよく見られる。
- 目の淵(虹彩や角膜周辺)が青く輝く現象。
- 特に血抜き・締めをしっかりした新鮮な個体で青みが際立つ(網膜や色素がクリアに見えるから)。
なぜグレの目は青いのか?
主な3つの科学的理由多くの情報からまとめると、主に物理的な光の現象と色素の配置が原因です。
光の散乱(ティンダル効果 / レイリー散乱に近い現象)
グレの目の角膜や虹彩には微細なコラーゲン繊維や細胞構造がたくさん。
光が入ると短波長の青い光が強く散乱(跳ね返る)しやすいんです。
これ、空が青く見える理由(レイリー散乱)とほぼ同じ原理!
海水の中では青い光が一番遠くまで届きやすいから、水中生活に適した視覚構造が結果的に青く見せてるってわけ。
メラニン色素が少ない・配置の影響
人間の青い目と同じで、メラニン(黒い色素)が虹彩に少ないと、反射光が青く見えやすい。
グレの場合、目の周囲のメラニンが相対的に少なく、グアニンなどの反射層が青みを強調。
逆にメラニンが多い魚(イシダイやクエなど)は黒っぽい目になる。
水中環境への適応(進化的な理由)
海中では赤い光はすぐに吸収されて消え、青い光だけが深くまで届く。
グレの視覚は青い光に敏感にチューニングされてる可能性が高く、それが目の見た目にも反映。
餌を探したり、敵から逃げたりするのに有利な適応と考えられてます。
つまり「青く見えるのは本物の青い色素があるからじゃなく、光の物理現象と色素の少なさが作り出す錯視みたいなもの」なんです!
口太グレ vs 尾長グレで青さの違いはある?
- 口太グレ(メジナ):体色が明るめグレー寄り → 青みがより強調されやすい。ブルーアイの代表格。
- 尾長グレ(クロメジナ):体が黒っぽい → 青さが少し抑えられるけど、しっかり青い個体も多い。
- オキナメジナ(ウシグレ)は色が淡い分、鱗のラインがクッキリで青目もきれい。
活性が高い個体や新鮮な状態だと青みが強くなる傾向あり。
釣り場で「今日はブルーアイばっか!」って日は魚のコンディションがいいサインかも?
まとめ:グレのブルーアイは「美しさ+機能性」の証
- 青い目はただの飾りじゃなく、海中での視覚最適化の結果。
- フカセ釣り師にとっては「釣り上げた瞬間のご褒美」みたいな存在ですよね。
次回の白浜・みなべ磯でグレを釣ったら、ぜひ目の青さをじっくり観察してみてください!

