2日前の低気圧通過、そしてまとまった雨。
釣り人なら「海はどう変わった?」と気になるところでしょう。
AIによるデータ分析と、現場の経験則を交えて、今の南紀の海を紐解いてみます。
結論から言えば、**「魚にはプラス、アオリイカには工夫が必要」**という状況です。
■雨と濁りの「プラス効果」
まず、雨による「濁り」についてです。
2日経っていますから、激しい泥濁りは落ち着き、今は**「笹濁り(ささにごり)」**という一番良い状態になっている可能性が高いです。
この適度な濁りは、魚の警戒心を解きます。
特にチヌ(クロダイ)やスズキ、そしてアジなどは、クリアな水質よりもこの「笹濁り」を好んでエサを追います。
また、荒れた海は酸素を海中に供給します。
かき回された海はプランクトンを舞い上がらせ、それを食べる小魚が動き、さらにそれを狙う大型魚の活性スイッチが入る。
いわゆる「荒れ後の爆釣」が期待できるタイミングが、まさに今です。
■アオリイカへの影響と対策
一方で、アオリイカ狙いの方は少し頭を使う必要があります。
イカは「真水」を嫌う生き物です。
雨が流入した直後は、塩分濃度の低い水(水潮)が海面付近を覆うことがあります。
そのため、アオリイカは真水を避けて、**「深場(ボトム)」**に沈んでいる可能性が高いです。
普段よりもレンジを下げて、底付近を丁寧に探るのが正解でしょう。
また、真水の影響を受けにくい「潮通しの良い堤防の先端」や「深さのある磯」を選ぶのも鉄則です。
■週末への展望
明日の土曜日は、前述の通り高気圧に覆われて気温も上がります。
水温低下を心配されるかもしれませんが、2月の雨はそこまで水温を急激に下げるわけではありません。
むしろ、日中の暖かさがプラスに働きます。
-
魚狙いなら: 濁りを味方につけて強気の攻めで。
-
イカ狙いなら: 真水を避けて、深場&潮通し重視で。
この戦略で、明日の「釣り日和」を攻略してください。
海の中は、意外なほど元気です。
釣太郎で、みなさまの釣果報告をお待ちしています。

