「猫といえば魚が好き」 そんなイメージ、誰もが一度は思い浮かべたことがあるのではないでしょうか?
でも実際には、すべての猫が魚好きとは限らないんです。
では、なぜ「猫=魚好き」というイメージが定着したのでしょうか?
■ 猫の本来の食性は“肉食”
まず大前提として、猫は完全な肉食動物です。
本来、野生の猫はネズミや小鳥などの小動物を狩って食べていました。
魚を食べる習性は、自然界ではあまり見られません。
つまり、猫が魚を好むのは“本能”ではなく、後天的なものと考えられています。
■ なぜ“猫=魚好き”のイメージが生まれたのか?
このイメージの背景には、日本の食文化と生活環境が大きく関係しています。
① 日本の食卓に魚が多かった
かつての日本では、肉よりも魚が主なタンパク源でした。
そのため、人間の食べ残し=魚の骨やアラが多く、猫に与えられる機会が自然と増えたのです。
② 港町や漁村に猫が多かった
漁港や海辺の町では、魚のアラや落とし物を狙って猫が集まる光景がよく見られました。
この様子が絵や物語、テレビなどで繰り返し描かれ、「猫は魚が好き」というイメージが定着していったと考えられます。
③ 絵本やアニメの影響も大きい
「魚をくわえた猫」のイラストやキャラクターは、昔から親しまれてきました。
こうした視覚的なイメージの刷り込みも、猫=魚好きという印象を強めた要因です。
■ 実際の猫は魚が好きなのか?
もちろん、魚が大好きな猫もたくさんいます。
特に、かつお節やツナ缶などの香りに反応する猫は多いですね。
ただし、猫によって好みはさまざま。 肉が好きな子、魚よりもドライフードを好む子もいます。
🐟「猫は魚が好き」は、あくまで“文化的なイメージ”にすぎないのかもしれません。
■ 猫に魚を与えるときの注意点
魚を与えるときは、以下の点に注意しましょう:
- 生魚は避ける(ビタミンB1欠乏症のリスクあり)
- 骨を取り除く(喉や内臓を傷つける恐れ)
- 味付けなしで与える(塩分や調味料はNG)
猫用に調理された無添加の魚系フードを選ぶのが安心です。
■ まとめ:猫と魚の関係は“文化と環境”が作ったもの
「猫は魚が好き」というイメージは、日本の食文化や生活環境、メディアの影響によって作られたもの。
実際には、猫の食性は肉食で、魚を好むかどうかは個体差があります。
でも、魚をくわえた猫の姿には、どこか懐かしさと親しみを感じますよね。
そんな文化的背景を知ることで、猫との暮らしがもっと楽しくなるかもしれません。

