釣り人の世界では、
「アオリイカは冷凍したら終わり」
と言われ続けてきました。
でも、これは半分ウソです。
やり方次第では――
👉 冷凍した方が、むしろ旨くなるケースも普通にあります。
現場で魚を扱ってきた立場から、
本音で解説します。
結論:まずコレだけ覚えてください
✔ 適当に冷凍 → まずくなる
✔ 正しく冷凍 → 旨くなることもある
すべては「管理」で決まります。
なぜ「冷凍=不味い」と言われるのか?
原因はほぼこの3つです。
① 真水に当ててから冷凍している
・洗いすぎ
・流水解凍
・ベチャベチャ状態で冷凍
これ、全部アウトです。
👉 身が水を吸って、グズグズになります。
② 空気を抜かずに冷凍している
ラップだけ
袋に空気パンパン
これも最悪。
👉 冷凍焼け+酸化で風味ゼロ。
③ 冷やさずに常温放置している
釣ってから
・締めない
・冷やさない
・放置
この時点で味は崩壊しています。
👉 そこから冷凍しても復活しません。
逆に「旨くなる冷凍」とは?
正しい冷凍をすると、
アオリイカはこう変わります。
✔ 甘みが増す
✔ 身が締まる
✔ ねっとり感アップ
✔ 旨味が濃くなる
理由は「細胞破壊+熟成効果」です。
旨くなる冷凍の正解ルート
これが“プロ仕様”です。
STEP① 釣ったら即締め・即冷却
・締める
・血抜き(できれば)
・海水氷で冷やす
まずここが9割。
STEP② 洗いすぎない
・表面の汚れだけ軽く落とす
・真水は最小限
ベチャベチャ厳禁。
STEP③ 水気を完全に拭く
キッチンペーパーで
徹底的に拭く。
👉 ここ超重要。
STEP④ 密閉・脱気して冷凍
理想は👇
✔ ジップ袋+空気抜き
✔ 真空パックなら最強
空気=敵です。
STEP⑤ できるだけ急速冷凍
家庭なら:
・金属トレーに乗せる
・冷凍庫の強設定
でOK。
👉 早く凍らせるほど旨い。
実は「冷凍=軽い熟成」でもある
冷凍すると――
・細胞が壊れる
・酵素が働く
・旨味成分が増える
これが「ねっとり甘い正体」。
だから、
👉 管理が良い個体ほど
👉 冷凍後に化ける。
解凍を失敗すると全て台無し
せっかく良く冷凍しても…
流水解凍=即終了です。
正解の解凍法
✔ 袋のまま冷蔵庫
✔ 半日〜1日かけて解凍
これだけ。
水に当てない。
絶対。
生より冷凍が向くケースもある
正直に言います。
こんな時は「冷凍>生」になります。
✅ 小型個体
✅ 冬場以外の個体
✅ やや水っぽい個体
✅ 即食べられない時
無理に刺身で食うより、
冷凍した方が旨いことも多いです。
プロ視点の本音
「冷凍は不味い」
と言っている人の9割は――
👉 冷凍が下手。
これが現実です。
よくある失敗パターン
❌ 海水氷なし
❌ 洗いすぎ
❌ 水分残り
❌ 脱気なし
❌ 流水解凍
これ全部やったら、
そりゃ不味いです。
まとめ:冷凍は「技術」や
アオリイカは――
扱い次第で、
・最高級にもなる
・ゴミにもなる
両極端な食材です。
冷凍も同じ。
✔ 雑 → 不味い
✔ 丁寧 → むしろ旨い
これが真実。

