1. 現場でのミス:真水と氷に直接当てていませんか?
釣れた嬉しさで、クーラーボックスの氷水にドボン。
これ、一番やってはいけないNG行為です。
イカの体は浸透圧の関係で、真水(溶けた氷水)に触れると水分を吸ってしまいます。
結果、身が白っぽくブヨブヨになり、水っぽくて旨味のない「残念なイカ」になってしまうのです。
さらに、冷やしすぎも厳禁。
氷に直接触れると、その部分が氷焼けして食感が悪くなります。
【正解はこれ】
イカはジップロックなどの厚手の袋に入れて、水や氷に直接触れさせないこと。
そして、釣太郎が推奨する「海水氷」を使うのがベストです。
海水氷なら、万が一袋が破れても浸透圧が変わらないため、身が水っぽくなりません。
キンキンに冷えた海水氷で「急速冷却」し、鮮度を閉じ込めるのが美味しさの第一歩です。
2. 冷凍のミス:空気に触れさせていませんか?
「とりあえずラップにくるんで冷凍庫へ」
これも、味が落ちる大きな原因です。
家庭用の冷凍庫は開け閉めが多く、温度変化が激しい場所。
適当な包装だと、冷凍庫の冷気でイカの水分が奪われ、乾燥して「冷凍焼け」を起こします。
さらに、空気に触れている部分から酸化が進み、あの特有の冷凍臭さがついてしまいます。
【正解はこれ】
面倒でも、1杯ずつ丁寧にラップで包み、さらにフリーザーバッグに入れて空気を極力抜くこと。
「真空パック」に近い状態を作るのが理想です。
空気を遮断することで、数ヶ月後でも釣った直後のような透明感と甘みをキープできます。
3. 解凍のミス:レンジや流水で急いでいませんか?
「早く食べたいから」といって、レンジの解凍モードや、お湯での解凍、また直接水をかけての流水解凍。
これをやった瞬間、全てが台無しになります。
急激な温度変化を与えると、イカの細胞が壊れ、旨味成分を含んだ「ドリップ(汁)」が流れ出してしまいます。
ドリップが出たイカは、パサパサで旨味がなく、ただのゴムを噛んでいるような食感になりがちです。
【正解はこれ】
「食べる前の晩に冷蔵庫に移して、ゆっくり自然解凍」
これが鉄則です。
時間をかけてゆっくり溶かすことで、細胞破壊を最小限に抑え、旨味を身の中に留めることができます。
どうしても急ぐ場合は、袋に入れたまま「氷水」につけて解凍してください。
温度を低く保ったまま溶かすことで、冷蔵庫解凍に近いクオリティを保てます。
まとめ:本物のアオリイカは、衝撃的に甘い
「美味しくない」と感じたそのアオリイカ。
実は、ポテンシャルの半分も出せていなかったのかもしれません。
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現場では真水に当てない(海水氷を活用!)
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冷凍は空気を抜いて密閉
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解凍は冷蔵庫でゆっくりと
この3つを守るだけで、スーパーのイカとは次元の違う、ねっとりと濃厚な甘みに出会えるはずです。
釣太郎では、鮮度保持に最適な海水氷も常備しています。
道具と知識を正しく使って、「イカの王様」の本当の実力を味わってください。
もう二度と「美味しくない」なんて言わせませんよ。

