結論から言います。
アオリイカの水分は、正しく処理すれば「急激には抜けない」。
そして、抜ける=旨くなる、ではありません。
ここを勘違いしている人がかなり多いです。
① 釣った直後のアオリイカの水分量
アオリイカの身は、だいたい
👉 約78〜80%が水分
あります。
これは魚とほぼ同じで、
「イカ=水っぽい」は誤解です。
問題は【その後の扱い】です。
② 水分が抜けるペース(現実ライン)
処理と保存が正しい前提での目安です。
● 血抜き・締め・海水氷冷却 → 密封保存した場合
| 経過時間 | 水分変化 | 状態 |
|---|---|---|
| 当日 | ほぼ変化なし | 最高品質 |
| 1日後 | ごく微減 | 甘みUP |
| 2〜3日 | 少し締まる | 最適ゾーン |
| 4〜5日 | やや脱水 | 好みが分かれる |
| 6日〜 | 劣化開始 | 品質低下 |
👉 ちゃんと冷やしていれば、
2〜3日はほとんど水分は抜けません。
● 雑に扱った場合(多いパターン)
・真水で洗う
・氷直当て
・袋に入れず放置
・常温放置
これをやると…
⏱️ 半日〜1日で一気に水分流出
理由は👇
👉 細胞が壊れてドリップが出るから
つまり
「抜けた」んじゃなく「漏れた」だけ」
です。
これは旨味ではなく「損失」。
③ 水分が抜ける=旨味アップ?は半分ウソ
ここ超重要です。
正解はこれ👇
✅ 適度な水分保持+酵素分解=旨くなる
❌ 乾燥・脱水=マズくなる
です。
なぜ旨くなるか?
熟成中に起こるのは👇
・ATP → イノシン酸
・タンパク質 → アミノ酸
・グリコーゲン → 甘味成分
これで
👉 旨味が増える
のであって、
👉 水が抜けたから旨いわけじゃない。
水分が抜けすぎると?
・身がパサつく
・繊維が硬化
・甘みが消える
=スーパーの水っぽいイカ状態になります。
④ 一番うまくなる「黄金期間」
釣太郎目線で言うと👇
ベストはここ
🟢 【2〜3日冷蔵熟成】
条件:
・即締め
・墨抜き
・海水氷冷却
・真空 or 密封
・0〜2℃管理
これで
👉 水分キープ
👉 旨味MAX
👉 食感モチモチ
になります。
⑤ よくある勘違い
❌ 「干したら旨い」
❌ 「水分抜けた方が濃い」
❌ 「放置=熟成」
全部アウトです。
それは
👉 劣化です。
⑥ プロ視点まとめ
はっきり言います。
✔ 水分は「抜かない」
✔ 旨味は「分解で増やす」
✔ 管理が9割
これがアオリイカの真実です。
結論(超重要)
👉 水分は3日でほぼ抜けない(正管理なら)
👉 抜けたら劣化
👉 旨さは熟成で出る
👉 海水氷+密封が最強
です。

