■ 結論:水分量は少なくない。むしろ“旨味が濃い”だけ
- アオリイカの水分量は約78〜80%
- 他の魚と比べても平均的〜やや多め
- 「水分が少ない」と感じるのは、筋繊維の密度と旨味成分の濃さが原因
🧪 魚種別・水分量比較表
| 魚種 | 水分量(%) | 特徴・傾向 |
|---|---|---|
| アオリイカ | 約78〜80% | ねっとり甘く、旨味が濃厚 |
| アジ | 約75〜77% | 赤身魚、脂が乗りやすい |
| ヒラメ | 約80〜82% | 白身魚、淡白で上品な味わい |
| ブリ(青物) | 約70〜74% | 赤身魚、脂質が多く濃厚な味 |
| カツオ | 約71〜73% | 赤身魚、鉄分・旨味が豊富 |
※水分量は鮮度や部位によって変動あり
🤔 なぜ「水分が少ない」と感じるのか?
● ① 筋繊維の密度が高い
アオリイカは筋肉がしっかりしていて、水分が出にくい食感。
噛んでも水が染み出さないため「水分が少ない」と錯覚しやすい。
● ② 旨味成分が濃い
グルタミン酸・タウリンなどの旨味アミノ酸が豊富。
味が濃く感じられることで「水分が少ない=濃縮されている」と誤解される。
● ③ 調理法の影響
刺身・一夜干し・焼霜造りなど、水分を飛ばす調理法が多く使われる。
食べるときに“水分が少ない印象”が強まる。
💡 釣り人向け:アオリイカの扱い方と保存のコツ
- 釣った直後に氷海水で冷却 → 筋肉を締めてドリップ防止
- 冷凍は急速冷凍+密着ラップ → 水ぶくれ防止
- 解凍は冷蔵庫でゆっくり → ドリップ最小化
📝 まとめ
アオリイカは「水分が少ないイカ」ではなく、 筋肉の密度と旨味の濃さが“少なく感じる”だけ。
魚種別の水分量比較を通じて、誤解を解き、正しい知識で釣りと料理を楽しむことが、
釣り人としてのレベルアップにつながる。

