南紀の春の風物詩、「チヌの乗っ込み(産卵)」シーズンがいよいよ始まりますね。
大型のチヌが狙えるこの時期、釣り人の皆様もソワソワしているのではないでしょうか。
さて、この時期に釣れたチヌのお腹には、「白子(精巣)」や「真子(卵巣)」がパンパンに入っていることがあります。
普段なら捨ててしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください。
実はこれ、**めちゃくちゃ美味しい「釣り人の特権」**なんです。
今回は、南紀の乗っ込みチヌの白子と卵について、その味や食べ方、気になる臭みについてお話しします。
チヌの白子・卵は食べられる?美味しいの?
結論から言うと、絶品です。
特に白子は、フグやタラにも負けないくらい濃厚でクリーミー。
口の中でとろける食感は、一度食べたら病みつきになること間違いなしです。
卵(真子)の方は、煮付けにすると最高です。
プチプチとした食感と、煮汁を含んだ旨味がたまりません。
加熱すると花が咲いたように広がるので、見た目も華やかになりますよ。
気になる「臭み」はどうなの?
正直に言います。
下処理をサボると、少し臭みが気になることがあります。
チヌは個体によっては独特の磯臭さを持つことがありますが、白子や卵も同様です。
しかし、正しい下処理をすれば、臭みは驚くほど消え、旨味だけが残ります。
ここが「美味しく食べられるか」の分かれ道です。
釣り人流!臭みを消す下処理のコツ
美味しく食べるための、魔法のひと手間をご紹介します。
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血管を取り除く 白子や卵の表面にある細い血管。 これが臭みの大きな原因です。 爪楊枝や包丁の先を使って、傷つけないように優しく取り除きましょう。
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塩と酒で洗う ボウルに入れ、塩を振って優しく揉み洗いし、ヌメリと汚れを取ります。 その後、水で洗い流し、日本酒に少し浸しておくとさらに臭みが抜けます。
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湯通し(霜降り)をする 沸騰したお湯にサッとくぐらせ、すぐに氷水に落とします。 これで表面の臭みが取れ、プリッとした食感になります。
この3ステップを踏めば、高級料亭のような味わいに変身しますよ。
おすすめの食べ方
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白子のポン酢和え 湯通しした白子に、もみじおろしとネギを乗せ、ポン酢をかけるだけ。 濃厚な旨味がダイレクトに味わえます。
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真子の煮付け 生姜をたっぷり入れた甘辛い煮汁でサッと煮ます。 ご飯のお供にも、お酒のアテにも最高です。
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白子のバターソテー 表面をカリッと焼くと、中はトロトロ。 香ばしさが食欲をそそります。
せっかく釣った南紀の乗っ込みチヌ。
身だけでなく、白子や卵まで余すことなく味わい尽くしてあげてください。
それが魚への供養にもなり、釣り人の醍醐味でもあります。
釣太郎では、乗っ込みシーズンに向けた最強の配合エサや仕掛けを豊富に取り揃えています。
爆釣の準備は、ぜひ当店にお任せください!

