「サバの生き腐れ」だけじゃない?実はアジも超・足が早い!釣ったアジを刺身で食べるための鮮度キープ術

皆さん、「サバの生き腐れ」という言葉はよく耳にしますよね。

サバは釣った直後から急激に鮮度が落ちるため、こう呼ばれています。

しかし、実は**「アジ(鯵)」もサバに負けないくらい、非常に「足が早い(腐りやすい)」

魚**だということをご存知でしょうか?

「アジなら多少放っておいても大丈夫」なんて油断は禁物です。

特にこれからの時期、南紀で釣れる美味しいアジを刺身で楽しむためには、正しい知識と処置が不可欠です。

今回は、意外と知られていないアジの鮮度劣化の早さと、プロが教える「究極の持ち帰り方」について解説します。

実はアジも「青物」!鮮度劣化のスピードはトップクラス

アジは回遊魚であり、分類上はサバやイワシと同じ「青魚(青物)」の仲間です。

青魚の共通点として、身に含まれる酵素の働きが非常に活発であることが挙げられます。

この酵素が、魚が死ぬと同時に自らの身を分解し始めてしまいます。

これが「自己消化」と呼ばれる現象です。

アジはこの自己消化のスピードが非常に速く、見た目は綺麗でも、身の中では劣化がどんどん

進んでいることが多いのです。

「釣ってすぐにクーラーに入れなかったアジ」は、数時間後には身が白っぽくなり、

生臭みが出てしまうのはこのためです。

命取りになる「温度管理」

アジの鮮度を保つために、最も重要なのは「温度」です。

釣った直後のアジの体温は海水温と同じくらいですが、釣り上げた瞬間から外気や直射日光にさらされ、体温が上昇します。

この「温度上昇」が、腐敗のスイッチを一気に押してしまいます。

バケツに海水を汲んで泳がせている方も多いですが、水温が上がったバケツの水は、

アジにとっては「お湯」と同じ。

死んでしまうだけでなく、みるみる鮮度が落ちていきます。 美味しく食べるなら、

「釣ったら即、冷やす」**が鉄則です。

釣太郎流!アジを最高に美味しく持ち帰る方法

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

答えはシンプル、「海水氷」です。

クーラーボックスに氷をたっぷりと入れ、そこに海水を注いでキンキンに冷えた「海水氷」を作っておきます。

釣れたアジは、すぐにその中へドボン! これが最も手軽で、かつ最強の冷却方法です。

この方法は「氷締め」とも呼ばれ、魚の体温を一瞬で下げ、鮮度をロックすることができます。

特に数釣りが楽しめるアジの場合、一匹ずつ神経締めをするよりも、この方法が効率的かつ効果的です。

まとめ:美味しいアジは「氷」で決まる!

「アジは足が早い」という事実、再認識いただけましたでしょうか。

せっかく南紀みなべまで釣りに来ていただいたのですから、最高のアジを最高の状態で食べて

いただきたいというのが私たちの願いです。

釣太郎では、魚を冷やすのに最適な**「海水氷(1kg 200円〜)」**を常時販売しています。

釣行前には必ず十分な氷を準備して、絶品のアジのお刺身を堪能してくださいね。

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