アジは青魚の中でも特に鮮度劣化が早い魚。 釣った瞬間から、以下のような変化が始まります:
- 体温上昇 → 酵素活性化 → 旨味成分分解
- 血液の酸化 → 臭みの原因に
- 内臓の腐敗 → アニサキスリスク上昇
- 水分流出 → 食感劣化(パサつき)
つまり、釣った後の数分間で“味の未来”が決まる魚なのです。
■ 釣った直後にやるべき処理3ステップ
| ステップ | 処理内容 | 目的 |
|---|---|---|
| ① 締める | 活け締め or 氷締め | 体温上昇を防ぎ、旨味を守る |
| ② 血抜き | エラを切る or バケツ泳がせ | 酸化防止、臭み対策 |
| ③ 冷却 | 海水氷で冷やす | 劣化防止、刺身鮮度キープ |
🔍 ポイント:真水ではなく海水氷がベスト! 浸透圧の関係で身が締まりすぎず、自然な食感を保てます。
■ 釣った後の処理が“釣る技術”より重要な理由
- 釣りの腕が良くても、処理が雑なら味は落ちる
- 処理が完璧なら、小型でも刺身クラスの味になる
- スーパーのアジと“別物”になるほど差が出る
🎣 釣り人の“処理力”が、食卓の感動を生む時代です。
■ 家に帰ってからの保存と下処理
● 冷蔵保存(当日〜翌日)
- 頭・内臓を除去
- キッチンペーパー+ラップで包む
- チルド室 or 氷温室が理想
● 冷凍保存(数日〜1週間)
- 下処理後にラップ+ジップロック
- アニサキス対策にも有効
● 長期保存
- 一夜干し・みりん干しで旨味凝縮
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■ まとめ:アジは“釣った後”が本番
釣る技術よりも、釣った後の処理こそがアジの味を決める。 数分の差が、刺身の感動を生むかどうかを左右します。
釣太郎では、こうした“処理の科学”を現場から発信し、 釣り人の技術向上と食の安全・美味しさを支えています。

