釣りエサの定番「沖アミ」。
フカセ釣りやカゴ釣りでは欠かせない存在ですが、 「エビの仲間?」「南極にしかいない?」
「食べられるの?」など、意外と知られていないことが多いのです。
この記事では、沖アミの正体・種類・分布・食用性を、最新の研究とともに解説します。
🦐 沖アミはエビなのか?
結論から言うと、エビに似ているが、エビではない。
- 沖アミは甲殻類の一種で、分類上は「オキアミ目(Euphausiacea)」に属する
- 見た目は小型のエビに似ているが、十脚目(エビ・カニ)とは異なる原始的な構造を持つ
- 胸脚の形や発光器の位置などで、エビ類と明確に区別される
🌍 沖アミは南極にしかいないのか?
世界中の海に分布しています。
- 沖アミは約85種以上が確認されており、南極・北太平洋・日本沿岸・深海などに広く分布
- 釣りエサとして使われる主な種類は以下の通り:
| 種類名 | 学名 | 主な分布 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 南極オキアミ | Euphausia superba | 南極海 | 最大7cm、寿命5〜7年、釣り・食用・養殖用 |
| 北太平洋オキアミ | Euphausia pacifica | 日本沿岸〜アラスカ | 約2〜3cm、小型、サビキ釣り向け |
| 日本沿岸オキアミ | Thysanoessa inermis | 日本海側 | 約1.5〜2.5cm、天然魚の餌 |
| ジャイアントオキアミ | Thysanopoda spinicauda | 深海(500〜1,000m) | 最大12cm、釣りには不向き |
🍽 沖アミは人間も食べられるのか?
はい、食べられます。しかも栄養価が高い。
- 南極オキアミは冷凍・煮干し・オイル・サプリメントとして流通
- 調理例:かき揚げ・お好み焼き・佃煮・塩辛・キムチの具材など
- 栄養成分:
- タウリン・ベタイン・ビタミンA・カルシウム・銅などを含む
- 眼精疲労・肝機能・動脈硬化・高血圧・糖尿病などに効果があるとされる
🎣 釣りエサとしての沖アミ
- フカセ釣り・カゴ釣り・サビキ釣りなどで使用
- 南極オキアミはサイズが大きく、グレ・チヌ・マダイ・青物などに有効
- 北太平洋オキアミは小型で、アジ・イワシ・サバなどに適している
🔍 まとめ|沖アミの正体と魅力
- 沖アミはエビに似た甲殻類で、エビとは別分類
- 世界中に約85種以上が存在し、南極だけではない
- 釣りエサとしては南極オキアミ・北太平洋オキアミが主流
- 人間も食べられ、栄養価が高く、健康食品としても注目

