「釣った魚やスーパーの魚、いつも刺身か塩焼きで飽きてきた」。
「洋風の魚料理はハードルが高そう」。
そんな風に思っていませんか。
ムニエルは、フランス語で「粉屋(ムニエ)」が語源と言われる通り、小麦粉を使ってカリッと焼き上げるだけのシンプル調理です。
バターの香ばしさは、魚が苦手な子供にも大人気。
和食派のあなたこそ覚えておきたい、基本のレシピを伝授します。
見出し1:どんな魚でもいいの?初心者向きの魚とは
結論から言うと、**「どんな魚でも作れますが、向き不向き」**があります。
初めて挑戦するなら、以下の基準で選んでください。
1. 初心者には「白身魚」がベスト
ムニエルは、淡白な身にバターのコクを足す料理です。
そのため、クセの少ない白身魚が最も美味しく仕上がります。
-
おすすめ: タラ、ヒラメ、カレイ、スズキ、タイ。
-
定番: 鮭(サーモン)も相性抜群です。
2. 「青魚」は難易度が少し高め
アジやイワシなどの青魚もムニエルにできますが、特有の香りがバターと喧嘩することがあります。
青魚を使う場合は、ニンニクやハーブ(ローズマリーなど)を強めに効かせる工夫が必要です。
まずは白身魚からスタートしましょう。
【完全保存版】基本のムニエルの作り方
特別な道具は不要です。 フライパン一つで完成します。
材料(2人分)
-
魚の切り身:2切れ
-
塩・コショウ:少々
-
小麦粉(薄力粉):適量
-
バター:10g
-
オリーブオイル(またはサラダ油):大さじ1
手順
-
下処理(最重要): 魚の表面の水分をキッチンペーパーで徹底的に拭き取ります。 その後、両面に塩コショウを振って5分ほど置きます。
-
粉をまぶす: 焼く直前に小麦粉をまぶします。 余分な粉は、手でパンパンと叩いて落としてください。 (厚化粧はベチャッとなる原因です)
-
焼く: フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、魚を入れます。 盛り付けた時に表になる方(皮目など)から焼きます。
-
バター投入: 片面に焼き色がついたら裏返し、ここでバターを加えます。 バターをスプーンですくい、魚にかけながら(アロゼ)火を通します。
-
完成: 両面がカリッとしたらお皿に取り出します。
ここだけは守って!失敗しない3つの注意点
塩焼きと同じ感覚でやると失敗します。 ムニエルならではの「コツ」があります。
1. 水気は親の仇(かたき)と思って拭く
魚に水分が残っていると、生臭さが残り、カリッと焼けません。
調理前のペーパータオルでの拭き取りが、味の8割を決めます。
2. 小麦粉は「焼く直前」に
粉をまぶして長く置くと、魚の水分を吸ってベタベタになります。
「粉をつけたらすぐ焼く」が鉄則です。
3. バターは最初から入れない
バターは非常に焦げやすい油です。
最初からバターだけで焼くと、中まで火が通る前に黒焦げになります。
「最初はオイルで焼き、仕上げにバターで香り付け」という手順を守りましょう。
まとめ:いつもの魚がご馳走に変わる
ムニエルは、以下のポイントさえ押さえれば簡単です。
-
白身魚を選ぶ。
-
水気をしっかり拭く。
-
粉は薄く、バターは後入れ。
醤油味の和食続きで食卓がマンネリ化した時、このムニエルを出せば家族から歓声が上がること間違いなしです。
ぜひ今夜の夕食で挑戦してみてください。

