魚は冬眠するの?

結論から言います。
魚は基本的に「冬眠」はしません。

ただし。
人がイメージする
「動かなくなる」「姿を消す」
に近い状態になる魚は
確実に存在します。


まず。
なぜ魚は冬眠しないのか。

哺乳類の冬眠は、
・体温を大きく下げる
・心拍や呼吸を極端に落とす
・長期間ほぼ無活動

これがセットです。

魚は
体温を自分で調整できない変温動物

すでに水温=体温なので、
これ以上「下げる」必要がありません。

そのため
哺乳類のような
本当の意味での冬眠は
できません。


では冬の魚はどうしているのか。

多くの魚は
冬越しモードに入ります。

具体的には。

・動かない
・深場に集まる
・岩陰や底に張り付く
・エサをほとんど食べない

見た目は
ほぼ冬眠です。


これを専門的には。

「活動低下」
「休眠に近い状態」

と呼びます。


魚種別に見ると。


冬に“ほぼ止まる魚”。

・コイ
・フナ
・ナマズ

淡水魚に多いです。

水温4℃前後で、
底に集まって
じっとしています。

エサも
ほぼ食べません。


冬でも動く魚。

・アジ
・イワシ
・サバ

回遊魚です。

水温が下がると
移動します。

暖かい海域
深い場所

へ行くだけで、
活動は続いています。


冬にむしろ活発な魚。

・グレ
・メバル
・カサゴ

低水温に強い魚です。

冬は
代謝が落ちても、
餌効率が上がり
釣りやすくなります。


アオリイカは?

冬眠しません。

・水温が下がると深場へ
・動きは鈍くなる
・捕食回数は減る

でも
生きて、狙い、食います。

冬アオリイカが
成立する理由です。


釣り人向けの重要ポイント。

冬に釣れない魚は

・冬眠している
のではなく

・そこにいない
・動いていない

だけです。

「場所」
「レンジ」
「スピード」

を冬仕様に変えると、
普通に口を使います。


まとめ。

・魚は本当の冬眠はしない
・活動を極端に落とす魚はいる
・回遊魚は移動するだけ
・冬向きの魚はむしろ活発
・釣れない=冬眠ではない

冬は
魚の“性格差”が
一番はっきり出る季節です。

タイトルとURLをコピーしました