堤防釣りでよく釣れるフグといえば、クサフグとショウサイフグ。
どちらもよく似ているため、初心者はもちろん、ベテランでも一瞬迷うことがあります。
しかし、両種には明確な見分けポイントが存在します。
この記事では、最新情報をもとに、 誰でも一発で判別できる「クサフグとショウサイフグの違い」
をわかりやすく解説します。
クサフグとショウサイフグの違いを一覧で比較
| 特徴 | クサフグ | ショウサイフグ |
|---|---|---|
| 体表模様 | 小さな白い斑点が散る | 白い網目模様 |
| 背中の色 | 暗緑色〜褐色 | 褐色地に網目 |
| 胸ビレ上部の黒斑 | あり(胸ビレ上部と背ビレ付け根) | なし |
| トゲ(棘) | 背中・腹に小棘が密生 | トゲなし |
| 尻ビレの色 | — | 白い尻ビレ |
| サイズ | 〜15cm前後の小型 | 〜35cmとやや大型 |
| 生息域 | 浅場・汽水・河川にも入る | やや深場 |
1. クサフグの特徴と見分け方
■ 体表の白い小斑点が最大の特徴
クサフグは、背中が暗緑色で、小さな白い斑点が散っているのが最大の特徴です。
■ 胸ビレ上部と背ビレ付け根に黒斑
胸ビレの斜め上と背ビレの根本に黒い斑点が入ります。 ショウサイフグにはこの黒斑がありません。
■ 背中と腹に小さなトゲ
クサフグは背中・腹面に小棘が密生しています。 触るとザラザラします。
■ 生息域は浅場〜汽水域
浅い沿岸や砂地、河口、時には淡水域まで遡上することもあります。
2. ショウサイフグの特徴と見分け方
■ 白い「網目模様」が最大の特徴
ショウサイフグは、褐色地に白い網目模様が広がります。 クサフグの「点々」とは明確に違います。
■ トゲがない
ショウサイフグは背中・腹にトゲがありません。 触るとツルツルしています。
■ 尻ビレが白い
尻ビレが白色であることも判別ポイントです。
■ やや深場に生息
クサフグよりも深い場所に生息する傾向があります。
3. 釣り場で一瞬で判別するコツ
✔ 模様を見る
- 点々 → クサフグ
- 網目 → ショウサイフグ
✔ トゲを触る
- ザラザラ → クサフグ
- ツルツル → ショウサイフグ
✔ 胸ビレ上の黒斑
- 黒斑あり → クサフグ
- 黒斑なし → ショウサイフグ
4. 食べられるの?可食部位の違い
東京都市場衛生検査所の情報によると:
- クサフグ:筋肉のみ可食
- ショウサイフグ:筋肉・精巣が可食
ただし、フグの調理は必ず有資格者(ふぐ処理師)が行う必要があります。
5. まとめ|クサフグとショウサイフグは模様とトゲで見分ける
クサフグとショウサイフグは非常によく似ていますが、 模様・トゲ・黒斑の3点を押さえれば、誰でも確実に見分けられます。
- 点々模様+トゲあり → クサフグ
- 網目模様+トゲなし → ショウサイフグ
堤防釣りでは頻繁に出会う魚なので、 安全のためにも正しい知識を身につけておきたいところです。

