「釣太郎は大げさだ」と思っているあなたへ。あえて言わせてください。
「南紀の寒尺アジの本番は、これからです」
「尺アジが釣れた! 確かに美味い!」
そう言って喜んでいただいた皆様、ありがとうございます。
しかし、もしそこで満足して竿を置いてしまうなら、それは非常にもったいないことです。
なぜなら、南紀の寒尺アジにおける**「脂のピーク」**は、まさにこれから訪れるからです。
寒くなればなるほど、アジは「豚」になる
言葉が悪くて申し訳ありません。
しかし、地元のベテラン釣り師たちは、真冬のパンパンに太ったアジを親愛の情を込めて「豚アジ」と呼ぶことがあります。
魚にとって、水温の低下は生命の危機です。
これから2月にかけて、南紀の海水温は一年で最も下がります。
この厳しい寒さを乗り越えるため、アジたちは本能的にエサを荒食いし、体内にエネルギー(脂)を限界まで溜め込もうとします。
つまり、12月に釣れたアジよりも、1月、2月に釣れるアジの方が、脂の乗り具合が一段も二段もレベルアップするのです。
「白身魚」から「トロ」への変化
これからの時期のアジを捌いてみてください。
これまでは「身の間に脂が入っている」程度だったものが、 これからは**「内臓脂肪がラードの
ように塊になり、身全体が白く濁る」**状態へと変化します。
醤油皿に広がる脂の量が、明らかに増えます。 口に入れた時の「溶け方」が、より速く、より濃厚になります。
今まで皆様が食べて感動したあのアジは、言わば「序章」に過ぎません。
クライマックスは、寒風が吹き荒れるこれからの海にあるのです。
疑うなら、確かめに来てください
「また釣太郎が大げさなことを言っている」 そう思われるかもしれません。 大いに結構です。
ですが、もし少しでも「本当か?」と気になったなら、ぜひご自身の舌で確かめに来てください。
これからの時期、釣り場は寒く、過酷になります。
しかし、その寒さに耐えた者だけが手にできる**「極限の美味」**が、そこには確実に存在します。
私たちは自信を持っておすすめします。 「今までのアジも最高でしたが、これからのアジは別格です」と。
防寒対策を万全にして、南紀の堤防へお越しください。
その「疑い」が「確信」と「感動」に変わる瞬間を、釣太郎は楽しみにお待ちしております。

